
9/25(水)、NSG美術館「世界遺産 黄金の宝島 佐渡 上山益男 写真展」を見に行ってきました。
上山益男さんは岩手出身ですが、佐渡の自然に惹かれ数多くの写真を撮影し、「佐渡を世界遺産にする新潟の会」の副会長でもあった方。



今回、佐渡金山の世界遺産登録を記念して、写真集「世界遺産 お黄金の宝島 佐渡」の写真を展示。
上山さんの佐渡の写真は美しさだけでなく、冬の豪雪や荒海など時に畏怖を感じるほどの雄大な自然、そこでの農業や漁業などの人々の暮らしや、お祭りなど文化といった、佐渡という島に今も息づく生命力が、写真の中に生きている感じがしました。




また、上山さんが過去に撮影した「カンボジア アンコールワット遺跡群」も併催。
太古の昔から変わらない息を飲むほど雄大な自然やアンコールワットの遺跡群からは人智を超えた存在感を感じるとともに、同時にそこには今も昔と人々の暮らしがあり、上山さんはそこに日本人である自分のルーツを見出したそうです。
佐渡もカンボジアも、上山さんは変わらない昔から変わらない自然や人々の暮らしや文化を、写真に求め続けた方なのだろうかと感じました。