
シネ・ウインドの沖縄ドキュメンタリー映画特集で、「オキナワ サントス」を観てきました。
第二次世界大戦中、ブラジルのサントスで日系移民に対して日本語新聞や日本語学校などが禁じられ、1943年に日系とドイツ系移民の強制退去事件が発生。
しかし当時は報道も制限されていたのでまったく記録に残ってらず、当時を知る人の貴重な証言を元に真相に迫るドキュメンタリー。
当時を知る人の証言を元に調べていくうちに貴重な当時の名簿が発見され、それを調べるとサントスの日系移民の大半が沖縄出身だったことが判明するという意外な形で沖縄と繋がる。
そこで語られるのは20万人が強制的に移動させられる大事件で、当時の人々の混乱と苦しみが伝わってきました。