
2/26(水)、シネ・ウインドで「だれもが愛しいチャンピオン」を観てきました。
予告編はこんな感じです。
プロバスケットボールチームのコーチをやっていた主人公が、仕事中にトラブルを起こし、さらに飲酒運転で捕まり解雇され、同時に奉仕活動として知的障害者バスケットボールチームのコーチに!というスペイン映画です。
障害をユーモラスに描き、笑って泣いて感動できるエンターテインメントでした。
嫌々コーチになった主人公が、最初は選手と会話も成立せず、指導も伝わらずに戸惑うんだけど、徐々にチームのみんなと気持ちを通わせ、一緒の時間を楽しむようになっていきます。
やがて、チームを本気で強くするために、選手と一丸となって頑張っていく中で、実際に活躍し、そして何より彼自身が変わっていく…という超王道ストーリー、やっぱり感動しますね。
障害者の選手たち、一人一人の個性を非常に魅力的に描いていて、すぐに歌いだす選手、いつも喧嘩をしている二人、やたらと攻撃的な選手などなど…そりゃ世の中で生きていくのは大変だよ!って思ってしまうような選手ばかりのチームなんだけど、見ているうちに一人一人が本当にいい奴らで最高のチームに思えてくるんですよね。
映画の2時間をかけて、彼らと友達になれたような気持ちになれる、爽やかな映画でした。