
6/24(土)、よろっtoローサで、「自閉症だよ!全員集合!!#11」に出演させていただきました。
この「自閉症だよ!全員集合!!」は、アスペルガーZという名前で活動しているアスペル曽我さん、ゆいまーるさんが毎月よろっtoローサで開催しているトークイベントで、ゲストの紹介やトークの中で自分達の近況を伝えつつ、自閉症の当事者として自分達の症状について伝える、みたいなイベントです。
トークでは、主にアスペル曽我さんの進行の元、ヒューマンライブラリーのように僕が双極性障害や発達障害の症状や、これまでの経歴や演劇やトークイベントなどの活動について話していく、という内容。
普段は自分が進行役となるトークイベントが多いだけに、自分がゲスト側になるのは新鮮だったし、小規模でも自分の生き方を伝えられる場があるのはありがたかったです。
また、アスペルガーZの二人の自閉症の症状についても聞いてみたのですが、ゆいまーるさんの「計算はできても人生設計の計算はできない」という発言は、まさに学校の成績は悪くなかったのに受験や就活は上手く出来なかった発達障害の自分の体験そのものだと思いました。
自閉症のアスペルガーZのお二人と、発達障害の僕、症状は違っても分かり合えることもあるのだという発見もあり、やっぱりこうして実際に直接言葉を交わすことで伝わるものがあるのだなと実感させられました。
まあ、正直お客さんは2人しかいなくて、うち1人はこのあと僕とローサで共演する加藤慎也くんでしたが、それでも出られて良かったです。
そして、もう1人のお客さんはアスペルガーZの常連のお客さんだったそうですが、その人から「誰?」と聞かれたではないか!
そこで僕が自己紹介をして、自分の障害について説明すると、その人は「障害?どこが?」とストレートに返してきたではないか!
外見からは見えない障害もあることを伝えていくことは僕の活動の大きな目的なのですが、まさにそんな体験をしてしまうとは!
だからこそ、僕みたいな当事者が、直接言葉にして伝えていくことはすごく大きな意味があるんだなあと思いました。
アスペルガーZの二人も、世の中はどうしても障害者を芸人的に面白がる風潮もありますが、そうじゃなくて、自閉症の当事者として自分達の声を伝えていけるといいなと思います。
そんな感じで「自閉症だよ!全員集合!!」出演ありがとうございました!
ちなみにこのあと、同じくよろっtoローサで、「楽しく演劇トーク」vol.2というイベントにも出演。

その合間の時間に、ちず屋に行ってうどんを食べてきました。
というわけで、この続きもお楽しみに!