こんな映画を見て来ましたっANOTHER

鑑賞作品:｢ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー｣(2D･字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢BLACK PANTHER:WAKANDA FOREVER｣

(切り口と画像が違うレビューは｢こちら｣をCLICK!)

前作っ｢ブラックパンサー:BLACK PANTHER｣(2018)

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○①資料室(仮):リンク用｢MARVEL CINEMATIC UNIVERSE(MCU)｣

(作品名の頭に｢*｣印の付くものは関連記事リンク①を参照の事)

ティ・チャラ:チャドウィック・ボーズマン(｢*ホワット・イフ...?[ドラマ]｣｢*アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢*アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー｣｢*ブラックパンサー｣｢*シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ｣｢キング・オブ・エジプト｣)の死後、役者の交代を選ばずにストーリーに取り込み、ブラックパンサー亡き後のワカンダと残された者たちの世界を描く。

ラモンダ女王役のアンジェラ・バセットは本作の演技でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

冒頭、現実とのリンクで何とも言えない空気感から始まる。コレは全くの予想外で…正直｢ズルい｣と思った。
ヴィブラニウムを巡りワカンダ、そしてもう一つの王国タロカンが｢世界｣とそれぞれ対立し｢地球規模の争い｣の火種となる。

前作同様に独特の世界観、美術・音楽・映像の美しさに加えて現実とリンクしたストーリー…。
あまり感じる事のない感情に翻弄される作品となっている。

ある種｢重い展開｣が立て続けに押し寄せる為、エンディング近くの少し柔らかい空気がとても優しく感じる。


◎シュリ:レティーシャ・ライト(｢ナイル殺人事件｣｢SING/シング:ネクストステージ[声の出演]｣｢*アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢*アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー｣｢*ブラックパンサー｣｢レディ・プレイヤー1｣｢トレイン・ミッション｣)
　…ブラックパンサーの妹&ワカンダ王国の王女&天才科学者&発明家(肩書き多杉w)。キーパーソンの1人(ま、そりゃそうだろ、と)。

◎ラモンダ:アンジェラ・バセット(｢ガンパウダー・ミルクシェイク｣｢*ホワット・イフ...?[ドラマ]｣｢*アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢バンブルビー[声の出演]｣｢ミッション:インポッシブル/フォールアウト｣｢*ブラックパンサー｣｢エンド・オブ・キングダム｣｢サバイバー｣｢エンド・オブ・ホワイトハウス｣｢Black & White/ブラック & ホワイト｣｢グリーン・ランタン｣)
　…ティ・チャラとシュリの母親でワカンダ王国の女王。ティ・チャラの死を悼む。序盤の演説(?)は予想外かつ抜群の説得力を持って見る者の胸に迫る。…そして…。
◎ナキア:ルピタ・ニョンゴ(｢*ブラックパンサー｣｢フライト・ゲーム｣)
　…ワカンダのスパイの一員。ティ・チャラの幼馴染みで元恋人。その能力がいかんなく発揮されるとともに…アッと驚く(以下略
◎オコエ:ダナイ・グリラ(｢*アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢*アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー｣｢*ブラックパンサー｣)
　…ワカンダの国王親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長。こちらも予想外の展開が待ち受ける。
　┗ドーラ・ミラージュ…アヨ:フローレンス・カサンバ(｢*ファルコン&ウィンター・ソルジャー[ドラマ]｣｢*アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー｣｢*ブラックパンサー｣｢ワンダーウーマン｣｢*シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ｣)、アニカ:ミカエラ・コール｢モンスターズ/新種襲来｣)
◎エムバク:ウィンストン・デューク(｢*アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢*アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー｣｢*ブラックパンサー｣)
　…ワカンダの戦士。

◎エヴェレット・K・ロス:マーティン・フリーマン(｢*ブラックパンサー｣｢SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁｣｢*シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ｣)
　…CIA捜査官。
◎ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ヴァル):ジュリア・ルイス=ドレイファス(｢*ブラック・ウィドウ｣｢*ファルコン&ウィンター・ソルジャー[ドラマ]｣)
　…CIAの長官でロスの上司&◯◯。ヴィブラニウムを入手しようと画策する。

◎リリ・ウィリアムズ/アイアンハート:ドミニク・ソーン
　…アイアンマンに匹敵するアーマーを作成する天才発明家だが、そうとは知らずに紛争のキッカケを作ってしまう。今後のMCUにおけるキーパーソンで単独配信作｢アイアンハート(原題:IRONHEART)｣も控える。

◎ネイモア:テノッチ・ウエルタ(｢007/スペクター｣)
　海の王国タロカンの王。別名｢ククルカン｣。MCU映画史上初の｢ミュータント｣。
　┗タロカン王国の面々…ネイモラ:メイベル・カデナ、ネイモアの母親・フェン:マリア・メルセデス・コロイ、戦士・アットゥマ:アレックス・リヴィナリ。

その他…アメリカ国務長官にリチャード・シフ(｢ジオストーム｣｢マン・オブ・スティール｣｢ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い｣｢ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬｣)、米海軍士官にカマル・ウスマン(総合格闘家)、ヴィブラニウム海底探査のリーダー・グレアム博士にはレイク・ベル(｢*ホワット・イフ...?[ドラマ]｣｢恋するベーカリー｣)…and more…


｢鑑賞評価:☆☆☆☆△｣

蛇足…監督は前作に引き続きライアン・クーグラー(｢クリード:炎の宿敵[製作総指揮]｣｢*ブラックパンサー[監督・共同脚本]｣｢クリード:チャンプを継ぐ男[監督・脚本・原案]｣)、そしてメインテーマを歌うのは"オレの嫁(｢バトルシップ｣レビュー参照)"←ことリアーナ(｢オーシャンズ8｣｢ヴァレリアン:千の惑星の救世主｣｢バトルシップ｣)。