自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ。全てはこの二つに包括される。

　先日の事。
　知人に修羅の国に連れていってもらいました。
　お姉様方や小娘どもが、誰が攻めで誰が受けかどのようなカップリングが至高かを語り合う秘密の修羅の国であります。
　皆様、自分の好みのことなので一歩も引きません。修羅の国で鬼と化しています。怖い。
　そして私にも意見を求められました。すいませんすいませんすいません。面白半分で修羅の国に踏み込んでしまってすみません。意見を求められても分かんないです。

　お姉様方や小娘どもに腐の世界を勧められました。
　いきなりディープなものを勧めるお方。初心者向けを勧めるお方。何だかよく分からないものを進めるお方。と人それぞれでありますなぁ。濃ゆい……。
　意見が全く合わないのに仲は良さそう。
　仲良きことは美しき哉。君は君、我は我なり。されど仲良き。
　秘密の修羅の国は濃ゆい世界でありました。
　どきどきでありましたよ。

真っ黒な中に一つ消えては浮かぶ吐息よ。

　本日９月２５日は、ニコポリスの戦いでバヤズィト1世率いるオスマン帝国軍がヨーロッパ諸国軍に圧勝した日で、アウクスブルクの和議が成立して神聖ローマ帝国がルター派を容認した日で、沢村栄治が日本プロ野球初のノーヒットノーランを達成した日で、セイロン首相ソロモン・バンダラナイケが仏教僧により銃撃された（翌日に死亡）日で、田中角栄首相が中華人民共和国を訪問（9月29日に日中共同声明を発表して国交樹立）した日で、１９７１年に極左暴力集団・過激派の革命的共産主義者同盟全国委員会・中核派の投げた火炎瓶の直撃を受けた放火によって焼失していた日比谷公園内のレストラン・松本楼が再建された日で、藤ノ木古墳で石室と家形石棺が発掘されたと発表された日で、ロシア・イルクーツク州の上空で天体衝突による爆発が発生した日です。

　本日の倉敷は曇りのち雨でありました。
　最高気温は二十八度。最低気温は十六度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





　先日。お仕事が終わってでふらふらと歩いて帰っていた時のこと。
　倉敷川の畔でヌートリア君と遭遇いたしました。
　しかし、ヌートリア君は私と目が合った途端に川にドボンと飛び込んでしまいました。
　素早いです。脱兎の如く逃げ去ってしまいました。
　つれないお方です。

　しかし生き残るにはそれくらい用心深くなければなりません。
　ましてや野に生き駆除の対象になっている者においてをや。
　流石であります。

　異国の地にて追われる身となるのはさぞかしお辛い事と思いますが、私は人に属する身なので、駆除の対象になっているヌートリア君達にエールを送る事は出来ません。
　馴れ合いは不要。つれないのは当然。ヌートリア君は分かっていらっしゃる。

　流石であります。

『ベロニカは死ぬことにした』／パウロ・コエーリョ

　昨日の夜はパウロ・コエーリョの小説『ベロニカは死ぬことにした』を読み返していました。

　ベロニカはスロベニア共和国リュブリャナで暮らしている２４歳の女性。
　若さも仕事も愛も全てを手にしていて恵まれている。
　しかし、何かが欠けていると感じて何の変哲もない日々の繰り返しに疲れてしまい、薬物の多量摂取による自殺を図る。
　一命を取り留めたベロニカは、意識を取り戻した時、精神病院にいた。
　ベロニカは医師から自殺未遂の後遺症で余命は数日であると告げられる……。

　挑発的な小説です。
　最初は読み進めるのが何だか苦しかったけど、途中から夢中になって読みました。
　頭の中の常識とか良識とかがぐらぐらと揺さぶられるかのような……。
　私、頭が固いのかしらん？

　面白かったですよ。
　楽しめました。

秋桜（コスモス）その７。

　本日９月２４日は、足利尊氏が北朝から征夷大将軍に任ぜられた日で、大坂の堂島米会所の設置が江戸幕府より公式に認可された日で、西南戦争の城山の戦いで西郷隆盛らが自刃して西南戦争が終結した日で、東京帝国大学が女子聴講生の入学を許可した日で、尖閣諸島中国漁船衝突事件の主犯として逮捕・拘留されていた中国人船長が処分保留のまま釈放された日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十七度。最低気温は十七度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





　上の写真に写っているお花は秋桜（コスモス）です。
　秋桜のお花に関しては、２０１５年０９月１５日の記事や２０１４年９月２１日の記事や２０１３年９月２１日の記事や２０１２年１０月２５日の記事や２０１１年１０月２日の記事や２００８年１０月１８日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１５年と２０１４年と２０１３年と２０１２年と２０１１年と２００８年の秋桜のお花の記事です。


　秋桜のお花の花言葉は、「繊細な心」です。

『ブランカニエベス』

　昨日の夜は、映画『ブランカニエベス』のＤＶＤを観ていました。

　人気闘牛士の娘であるカルメンシータは生後間もなく母を亡くしてしまう。
　父親は半身不随の身となってしまい失意の中で再婚する。
　再婚相手の継母は、非常に意地が悪く、カルメンシータは継母に酷い目に遭わされながら育った。
　ある日、継母によって殺されかけた彼女は「こびと闘牛士団」の小人たちによって助けられる。
　カルメンシータは記憶を失った状態で「こびと闘牛士団」の一座と一緒に見世物巡業の旅へと出発する。
　カルメンシータはその旅の中で女性闘牛士として才能を開花させて……。

　監督は、パブロ・ベルヘル。
　出演者は、マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ、アンヘラ・モリーナ、ペレ・ポンセ、ホセ・マリア・ポウ、インマ・クエスタ、ソフィア・オリア、カレナ・ガルシア、など。
　スペインの白黒サイレント映画で、グリム兄弟の童話の白雪姫を１９２０年代のアンダルシーア地方を舞台に置き換えて描いた映画です。

　白黒のサイレント映画にすることでファンタジー色を出しています。
　残酷で哀しい物語です。
　台詞が無いので演者の演技力がむき出しとなっています。楽しい。

　面白かったですよ。
　楽しめました。

いかに我々は「相手に勝とうとする気持」だけで議論するのであろうか？「新しい展開」を求めてゆくという対話の基本原理を忘れてはならない。

　「警察が対応できない事態に陥った時にどうするのか？ そのことを話し合っておかなければならないのではないか？」という提言に対して言葉尻を捕らえてその提言を破壊するのならば、「話の分かる人と議論をしよう」となってしまう。
　その結果、片方は何かが起こったとしても自動的に動くノウハウが蓄積され、片方は何かが起こった場合には右往左往した挙句に泥縄式に物事を決めることになってしまう。
　この問題は人の命がかかった問題のはずであるにもかかわらず言葉尻を捕らえて政敵を責め立てる為に利用する人達は、人の命を軽視し自分達が有利になりさえすれば他者はどうなろうと（他者が死ぬようなことになっても）かまわないと考えているのかもしれません。そうだとしても自分が死ぬ或いは自分が愛している人達が死ぬという事態は考えていないのかな？

　「議論をしよう」という呼びかけに対してその呼びかけを粉々に破壊しようとする人達を信用してもよいのでしょうか？
　疑問に思っているところなのでございます。

勿論、痛みから人は学ぶ。しかし心を楽にしている事や楽しい事からも学ぶものだ。時には前者よりも効果的に。

　昨日はＪ２は第３４節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、ホームのシティライトスタジアムでカマタマーレ讃岐様と対戦でありました。
　結果は、０－１で敗戦でありました。

　ま・け・たぁぁぁぁ～。orz。
　瀬戸大橋ダービーで負けたかぁ。
　この最終盤前での負けは痛いっす。
　しかしまだＪ２のリーグ戦は続いていてプレイオフ進出の可能性は大いになるのですから折れたり投げ出したりするのはもったいないです。
　ここからっすよ。大事なのは。
　次もホームの試合となります。
　ファジサポの皆様。今こそファジアーノを盛り立てましょう！
　そしてサッカーを楽しみましょう！
　燃える展開になっております。
　お楽しみはこれからでございますよ。

段菊（ダンギク）その４。

　本日９月２３日は、神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世とローマ教皇カリストゥス2世がヴォルムス協約を締結した日で、ビスマルクがプロイセン首相に就任した日で、明治政府が散髪脱刀令を布告した日で、加波山事件が起きた日で、上海日本人水兵狙撃事件が起きた日で、第二次国共合作が成立した日で、日本軍がヴィシー政権との協定に基づき北部仏印に進駐した日で、アウシュヴィッツでガス室実験が初めて行われた日です。

　本日の倉敷は雨のち曇りでありましたよ。
　最高気温は二十七度。最低気温は十八度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。




　上の写真に写っているお花は「段菊（ダンギク）」です。

　段菊のお花に関しては２０１６年９月１９日の記事や２０１５年９月２２日の記事や２０１４年１０月１１日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１６年と２０１５年と２０１４年の段菊のお花の記事です。


　段菊のお花の花言葉は、「魅惑」ですよ。

沈黙は会話のなかの一つの偉大な技術である。

　先日の事。

　お仕事が終わってたりらり～と歩いて帰っている途中で友人と会いました。否、遭いました。
　友人は遭って早々に私に「まりこの部屋に電話をかけて男と遊んでる芝居を続けてきたけれど……」と呟きました。
　おやおや？

　まずは「ごきげん如何？」と挨拶をせねばなりません。
　挨拶をした後に友人の呟きに対応しました。
　男と遊んでいる芝居をしていたのですか？ 何故に？
　友人は私の質問を無視して「あの子もわりと忙しいようでそうそう付き合わせてもいられない……」と続けます。
　まりこさんはお仕事がお忙しそうですからねぇ。お仕事がお忙しいのは良いことです。
　「土曜でなけれりゃ、映画も早い」
　もしかしてカラオケに行きたいのですか？
　「ホテルのロビーもいつまでいられるわけもない」
　私は音痴なので歌いませんがカラオケに行きたいのならばお付き合いしますよ。
　「帰れるあてのあなたの部屋も受話器を外したままね。話し中」

　友人に何かがあったようです。
　何かがあったようなのですが友人は話す気がないようなので訊きませんでした。
　その夜は、ファミレスに入って中島みゆきの「悪女」の歌詞が如何に秀逸であるかを友人と二人で２時間に渡って討論いたしました。
　実に有意義な討論でありましたよ。

『タイガー＆ドラゴン』ＤＶＤ第二巻

　昨日の夜は、ドラマ『タイガー＆ドラゴン』のＤＶＤの第２巻を観ていました。

　山崎虎児は新宿流星会に所属するヤクザ。
　生来の笑いのセンスの無さから歌舞伎町一冗談が通じないヤクザだったが、浅草で落語家の林屋亭どん兵衛の高座を聞いて感動し、どん兵衛に弟子入りを志願する。
　どん兵衛は新宿流星会の組長から４００万円の借金をしていた。虎児はどん兵衛が借金を返すまでヤクザから足を洗うことが出来ない。
　そこで虎児は、噺をひとつ習得するごとに10万円の授業料をどん兵衛に支払い、それをそのまま「返済金」として虎児が取り立てるという奇妙な契約をどん兵衛と交わすことにした。
　虎児は、林屋亭門下の林屋亭小虎として落語の修業を積んでゆくこととなった。
　昼は落語家で夜はヤクザという生活を始めたのだが……。

　主な出演者は、長瀬智也、岡田准一、西田敏行、銀粉蝶、阿部サダヲ、猫背椿、江本花琳、椎名明音、春風亭昇太、星野源、深水元基、浅利陽介、笑福亭鶴瓶、塚本高史、宅間孝行、伊藤修子、伊東美咲、蒼井優、桐谷健太、荒川良々、尾美としのり、半海一晃、松本じゅん、洞口信也、廣石恵一、など。

　第２巻には、第３話「茶の湯」と第４話「権助提灯」が収録されています。

　古典落語の演目を基に一話完結で物語が進みます。
　テーマとなる演目が物語と絡みながら先に紹介され、さらにその演目と物語が合わさった形となって創作落語として小虎が演じることになります。
　小虎の創作落語のオチが物語のオチとなるのです。

　面白かったですよ。
　続きを観てみることにいたします。

深夜の集会その７。

　本日９月２２日は、エイブラハム・リンカーン米大統領が奴隷解放宣言第１部を発表した日で、石井十次が日本初の孤児院・孤児教育会を岡山市内に創設した日で、アメリカ合衆国が降伏後における米国の初期の対日方針を発表してアメリカ単独による占領を規定した日で、坂町駅でヤミ米を押収しようとした警察官を在日中国人・朝鮮人が集団で襲撃した坂町事件が起こった日で、西ドイツのコンラート・アデナウアー首相が外交方針・ハルシュタイン原則を表明した日で、エジプトでアスワン・ハイ・ダム建設に伴うアブ・シンベル神殿の移転工事が完了した日で、Ｇ５でドル高是正のためのプラザ合意が成立して円が為替相場で急騰した日です。

　本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は二十二度。最低気温は十八度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。







　「では皆さん。『ま〇こが濡れやすい』の〇の部分に入る文字は何か御存知ですか？」
　知人は卓上に置かれた『ま〇こが濡れやすい』と書かれた紙を指しながら、皆に問ひをかけました。
　一人の友人が手をあげました。
　其れから三人手をあげました。
　狐も手をあげようとして急いで其の儘止めました。
　狐はいつか辞典で讀んで得た知識で答えが浮かびましたが如何も自信が無く何だかどんなこともよく分からないといふ氣持がするのでした。
　ところが知人は早くも狐のその様子を見附けたのでした。
　「狐さん。あなたは分かつてゐるのでせう？」
　狐は勢いよく立ち上がりましたが、立つてみるとはつきりと其れを答へることができないのでした。
　狐の友人の内の一人がふりかへつて狐を見てくすつと嗤ひました。
　狐はもうどぎまぎしてまつ赤になつてしまひました。
　知人はまた云ひました。
　「〇の中に入る文字とは大體何でせう？」
　しかし狐は今度も直ぐに答へることができませんでした。
　知人は暫らく困つたやうすでしたが、目を狐の友人達に向けて「ではあなたが答へなさい」と友人の一人を指名しました。
　すると其の狐の友人ももぢもぢ立ち「ん？」と答えました。

　知人は「恥を知りなさい！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」と他の友人の一人を指名しました。
　其の友人は、「る？」と答えました。
　知人は「あなたは『ちびまる子ちゃん』の観過ぎです！ 『ちびまる子ちゃん』の作者と愛読者に謝りなさい！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」とまた他の友人の一人を指名しました。
　其の友人は、「い？」と答えました。
　知人は「舞子さんを侮辱するのはやめなさい！ 失礼です！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」と狐を再び指名しました。
　狐は、ももぢもぢしながら立ち「な？」と答えました。

　知人は意外なやうに暫らくぢつと狐を見てゐましたが、「正解です」と云いました。
　其の後、知人は「しかし狐さん。あなたの前に３名がボケたのです。ここは更にボケを被せるのがボケ担当である狐さんにとつての正解なのではないのですか。私はあなたを見損ないました！ がつかりです！」と激怒しました。

　狐はまつ赤になって俯きました。
　けれどもいつか狐の眼の中には涙がいつぱいになりました。

　さうだ。私は知つてゐたのだ。
　此の場合はボケなければならないことを私は知つてゐたのだ。
　なのに良いボケが頭に浮かばなかつたのだ。
　情けない。さう考へると狐は堪らない程に自分があはれなやうな氣がするのでした。

　「中途半端ではありますが、今日の集会はここまでです」と知人は宣言しました。


　知人の御宅の中は暫らく片付けの音がいつぱいでしたが、間もなく皆はきちんと禮をして知人のお家を出たのでありました。

『おたんこナース』第一巻／佐々木倫子（作）、小林光恵（原案・取材）

　昨日の夜は、佐々木倫子（作）、小林光恵（原案・取材）の漫画『おたんこナース』の第一巻を読み返していました。

　似鳥ユキエは、病院に勤務しはじめて５週間の新米看護師。
　わからないことだらけで先輩達に怒られたり何をしてよいのか分からなかったり。
　患者さんの前では笑顔を心掛けているが、苦手な患者さんもいて……。

　新米の看護師を主人公にしたコメディであります。



　昨晩は不意に、「初心忘れるべからず」という心持ちになったのでこの漫画を読んでいました。
　面白かったですよ。
　楽しめました。

備えある予言者は勝利を収めることができるのであり、反対に備えなき者は滅びるしかなくなるのだ。

　可能性は非常に小さいのだけれども、もしこれで選挙にならなかったならば選挙が実施されなかったならば、野党４党や各マスメディアはどうするのだろ？
　まだ正式に決定されているわけではない状態であるにもかかわらずこの狼狽えっぷりでそして今まで何も準備してこなかったことが露呈された状態で、散々泣き言を述べた挙句に選挙が回避されてしまった時、何を主張できるのだろ？
　その場合は、「民意を問え！」と述べることもできなくなるのですよ。「解散総選挙を行うべし！」と主張することもできなくなるのですよ。
　否。主張してもよいけれども恥ずかしいですよ。

　災害は不意に起こるし有事は不意に起こる。準備万端で待ち構えている時に起こるわけではないのです。
　それでも想定できる事柄には準備しておく。そんなことは政治家ならば当たり前の話であるはずです。
　であるにもかかわらずの備えの無さっぷりで狼狽えっぷり。せめて狼狽えっぷりを隠すくらいの度量を見せるくらいのことさえできない。

　可能性は非常に小さいのだけれども、もしこれで選挙にならなかったならば選挙が実施されなかったならば、野党４党や各マスメディアはどうするのだろ？
　「解散しないでね」と与党に哀願しながら国会で論戦するのだろうか？
　そんな状態で論戦ができるのだろうか？

　そして、選挙になったとして仮に野党４党側が勝って政権を獲ってしまった場合、不意の出来事にこれだけの狼狽えっぷりを示す彼ら彼女らに何ができるのでしょうか？
　何かを生み出すことが可能なのでしょうか？
　疑問に思っているところなのでございます。

だってコロシアムに入ってゴールがそこに見えてるんですもの。

　明日はＪ２は第３４節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、ホームのシティライトスタジアムでカマタマーレ讃岐様と対戦いたします。
　キックオフは、１４時です。


　瀬戸大橋ダービーですね。
　結果・内容にかかわらず、燃える対戦で盛り上がる試合となります。
　ファジアーノは何とか勢いをつけたいところであります。
　大きなうねりを生み出したいところであります。





　ファジサポの皆様。
　明日は瀬戸大橋ダービーを大いに楽しんで大いに盛り上げませう。
　そしてお祭り騒ぎにしちゃいましょう。

　明日は楽しい試合が観たいです。
　みんなで盛り上がりましょう。

直接的にコントロールできる問題は習慣を変えることによって解決される。間接的にコントロールできる問題は影響を及ぼす方法を変えることによって解決される。

　本日９月２１日は、フランスの国民公会が君主制廃止・共和制宣言を議決してフランス第一共和政が始まった日で、ニューヨーク・サン紙で社説「サンタクロースは実在するのか」が掲載された日で、西太后が戊戌の変法を推進していた官僚らの粛清を開始して変法を支持していた光緒帝を幽閉して戊戌の変法が終焉した日で、日本橋の三越呉服店が日本初のファッションショーを開催した日で、関東軍の要請により朝鮮軍指令官・林銑十郎が独断で満洲に侵攻した日で、蔵前国技館で土俵の四本柱を廃止した日で、新左翼・革命的共産主義者同盟全国委員会・中核派が千葉県収用委員会長を襲撃（以降も収用委員に対する脅迫が続いて１０月に全収用委員が辞表を提出して収用委員会が機能停止となる）した日で、ロシア大統領ボリス・エリツィンが人民代議員大会及び最高会議解散の大統領令を発布した日で、日本野球機構がフリーエージェント制導入を決定した日で、自衛隊のルワンダ難民救援派遣が開始された日です。


　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十六度。最低気温は十五度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りとなっております。









　狐の友人に小さく愛くるしいのがゐる。
　そして小さく愛くるしい奴には彼氏がゐる。

　ちよつぴり前のこと。



　ある日、この小さく愛くるしい奴の彼氏は、小さく愛くるしい奴の為に煙草を止めようと決心した。
　小さく愛くるしい奴は彼氏のその決意を聞き、「嬉しい」と呟いて俯いた。
　嬉しそうであった。
　「僕の意志の強さを信じて呉れるね？」
　彼氏の声も真剣であつた。
　小さく愛くるしい奴は黙ってこつくりと頷いた。
　信じた様子であつた。

　小さく愛くるしい奴の彼氏の意志は強くなかつた。
　その翌々日、小さく愛くるしい奴の彼氏は既に煙草を吸つていた。脆い。
　日暮れて小さく愛くるしい奴の彼氏は蹌踉、小さく愛くるしい奴の前に立つた。
　「すみません」と小声で言つて、ぴよこんと頭を下げた。
　小さく愛くるしい奴の彼氏は、真実悪い。と思つてゐた。
　小さく愛くるしい奴は笑つてゐた。
　「駄目よ。揶揄つてばかり」
　小さく愛くるしい奴の彼氏は戸惑つた。「おや？ 僕は、僕は、本當に煙草を吸つてしまつたのだよ」
　「たんと、たんと、揶揄いなさい」
　小さく愛くるしい奴の彼氏は改めて小さく愛くるしい奴の瞳を凝視した。
　「だって」小さく愛くるしい奴は濁りなき笑顔で応じた。「誓ったのだもの。吸うわけないわ。揶揄つてゐるのね」
　てんで疑つてゐないようであつた。

　小さく愛くるしい奴の彼氏は、後に狐に「あんな切なかつたことはございませんでした」としんみり述懐して行儀良く紅茶を一口啜つた。
　狐は、小さく愛くるしい奴が彼氏が我慢できずに煙草を吸つたことを知つていることを知つてゐる。
　小さく愛くるしい奴は彼氏が小さく愛くるしい奴の前に立つた時に匂いで分かつたさうだ。

　今はもう小さく愛くるしい奴の彼氏は煙草を吸つていない、らしい。
　小さく愛くるしい奴によると、「彼氏から煙草の匂いが全くしないので彼氏は煙草を吸っていないと断言できる」ということらしい。
　匂いでわかるとは。
　何だか淫靡な感じがして話を聴いていて狐はちよつぴりどきどきしてしまつた。
　でも、どきどきしたのはあくまでちよつぴりだ。