好きと嫌い。これは個人の好みの問題。
良いものと悪いもの。これは客観的な価値の問題。
値段が高いものと低いもの。値段が高ければよいわけではなく安ければよいわけでもない。
お客様が反応するものと反応しないもの。これは流行りも含まれるし流行りとは関係ないものもある。
個人の好みだけでは商売は出来ない。続かない。
客観的な価値だけでも商売は出来ない。続かない。
高価な作品だけを揃えても商売は出来ないし安価な作品だけを揃えても商売は出来ない。続かない。
お客様が好むものだけを揃えても商売は出来ない。続かない。
作品を仕入れる場合、それぞれ違うベクトルを統合して勘案する必要がある。
のだけれどもこれはとても難しい。
更に大量の作品群に圧倒されて判断が狂う場合がある。
慣れればそんなことはないらしいのだけれども、慣れない人が仕入れを行う時、超大量の作品群に触れて感覚がおかしくなるらしい。
今朝は、商品の仕入れに行ってきました。
私はまだ丁稚なので、作品を観て目を慣らして判断力をつけることが主目的。
店主の判断は早いですね。勉強になりました。
私は目がぐるぐると回りそうでありましたよ。