昨日の夜はゲーム『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』で遊んだ後に、映画『ビッグ・アイズ』のDVDを観ていました。
娘を連れて夫と別居を始めたマーガレットは、青空市場で自分が描いた絵を売っていた時にウォルターという男性と出会う。
内気で自己主張が下手なマーガレットは、口達者なウォルターに恋をする。2人は出会って間もなく結婚をした。
ウォルターは副業で自分が描いた絵を売っていたが、マーガレットが描いた絵も売るようになる。
2人の絵は簡単には売れなかったが、ある時、偶然にマーガレットの絵が注目されるようになる。
しかし、マーガレットが描いた絵はウォルターが描いた絵だと勘違いされていた。ウォルターはその勘違いを正すことなく自分が描いた絵だと言ってマーガレットの絵を売っていた。
10年後。
絵を売る才能があったウォルターはマーガレットが描いた大きな目を持つ子供の絵を自分が描いた絵だと言って売って大金と名声を手に入れていた。
マーガレットは絵を描いていることを娘にも内緒にしなければならない生活に疲れ果ててしまう。
マーガレットは娘を連れて家を出て、「大きな目を持つ子供の絵は自分が描いた」と世間に公表する……。
のだけれども……。
監督は、ティム・バートン。
出演者は、エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ、ジョン・ポリト、デラニー・レイ、マデリン・アーサー、ジェームズ・サイトウ、など。
実話を映画化したものです。
夫のウォルターは最初は口が上手くて小狡くて不誠実だけれども小者で物凄い悪人ではないです。
そんな彼が妻の絵を自分の絵だと偽って売っているうちに徐々に狂気を帯びてきます。
マーガレットは自分の絵を自分の絵だと言えないことに不満があるのだけれども、家族の為であり夫の為であると言い聞かせて我慢してしまいます。
しかし秘密を誰にも(娘にも)言えない状態が長く続くとストレスを溜めてしまいます。
そしてついに……。
その過程がスリリングです。
面白かったですよ。
楽しめました。
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