狐の日記帳

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『少女たちの羅針盤』

2015年08月26日 14時00分07秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『少女たちの羅針盤』のDVDを観ていました。

 新進女優の舞利亜は映画の撮影で故郷の福山に帰ってくる。
 撮影現場で監督から伝説の女子高生劇団「羅針盤」の元メンバーではないかと指摘される。
 現場の控室には舞利亜がかつて「羅針盤」のメンバーの一人を殺して隠していた過去について記したメモが置いてあった……。

 4年前。
 高校の演劇部の部員の楠田瑠美は、部内で意見が対立して北畠梨里子や来栖かなめとともに演劇部を離れて自分達で劇団を立ち上げる。
 他校の演劇部員の江嶋蘭をスカウトして4人で活動を始める。
 劇団名は4人の名前に東西南北が含まれることから「羅針盤」となった。
 「羅針盤」は高校生で活動資金が潤沢に無いことからストリートで活動することになった……。

 監督は、長崎俊一。
 出演者は、成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有、黒川智花、塩谷瞬、石井正則、水本諭、前田健、金山一彦、清水美沙、石黒賢、戸田菜穂、など。
 原作は、水生大海の同名の小説です。

 青春ミステリ映画。
 誰が誰を殺したのか? というミステリでなのですが、青春映画の要素のほうが強いですね。
 青春の恥ずかしくなるようなシーンが連発されるのです。
 でも観ている側は、最初に「羅針盤」の誰かが死ぬことを知らされていて、切なくなるのです。
 ミステリの要素だけなら弱いのですが、ミステリの部分を使って「誰が死ぬのだろう? 何故死ぬのだろう?」と青春物語が単調にならず観る側を引っ張っているのです。

 面白かったですよ。
 楽しめました。


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