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昨日の夜は、映画『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』のDVDを観ていました。
近未来の2015年。
世界中で、映像を通じて感染するレミング病を発症させるウィルスが蔓延していた。
このウィルスに人が感染すると感染した人は自殺衝動に襲われて自殺してしまう。
世界中で多くの人がこのウィルスによって自殺していた。
富豪のミヤギは、息子夫婦をレミング病で失い孫娘のハナもレミング病に侵されていた。
治療方法が無いとされるレミング病だけれども、ミヤギは探偵を使ってレミング病のことを調べ上げる。
すると、あるミュージシャン達の奏でる音楽に発病を抑える効果があるというレポートを見つけて……。
監督は、青山真治。
出演者は、浅野忠信、宮崎あおい、中原昌也、筒井康隆、戸田昌宏、鶴見辰吾、エリカ、川津祐介、岡田茉莉子、など。
死を想う映画、メメント・モリってことでしょうか。
ダウナー系の映画で尚且つお話はほとんど展開しません。
ノイズ系の音楽が苦手なお方はこの映画は苦手になるかもしれません。
絶望感と寂寥感と諦念感で溢れています。
私の好みとしては絶望感と寂寥感と諦念感で溢れた状態からひっくり返して欲しかったのですが……。
昨晩は映画を観終って、どよんとしておりました。
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