昨日の夜は、荻原浩の小説『神様からひと言』を読んでいました。
大手広告代理店を辞めたのはいいけれど再就職した会社は問題ありの会社。
主人公は販売会議でトラブルを起こして、リストラ要員が放り込まれる「お客様相談室」へ異動となってしまった。
個性あふれる同僚達に囲まれて主人公はクレーム処理に奔走する……。
サラリーマン小説。
私達は生きているんだぞぉ~! ってお話です。ついでに、エイドリア~ン! なお話です。
この世は死ぬほどつらいことはあるけれど、でも死んでもど~にもなりません。
各々の居場所で踏ん張るしかありませんね。或いは居場所を変えるか。
死んでもその先が楽園である保障などないのだから。
小説の内容とは全く関係ないのだけれど、一つ気になった点があります。
主人公の同僚の宍戸由里は本当にお茶や紅茶をいれるのが下手なのか? という点。
この女性はしたたか者に設定されているので、相手によってわざと下手にいれている、と想像してみたのですが小説内では何も書かれていないので勝手な想像であります。
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