昨日の夜は、万城目学の小説『鴨川ホルモー』を読み返しておりました。
主人公は京都大学の新入生。
葵祭のエキストラのアルバイトの帰りに「京大青竜会」というサークルの勧誘を受ける。
そのサークルは緩いただのリクリエーションサークルと思われたのだが、京都で千年続いている摩訶不思議な競技『ホルモー』を行う集団だった……。
『ホルモー』を他のスポーツとか他のものに置き換えると幾つかこんなお話はあると思うけど、何だかよく分からない『ホルモー』を投入したことで大学生達の何だかよく分からないどたばた感がより強調されています。
物語は『ホルモー』が何故続いてきたのかとかそもそも何なのかといったほうには進みません。
主人公達は『ホルモー』を夢中になって競技していてそこに人間関係とか恋愛感情とかが絡んできます。
大学生のどたばたな生態を描いた青春物語です。
面白かったですよ。
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