狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

師に答えを求めるな! 教えを説く師は自分で答えを導き出したのだぞ! 学ぶ者よ、創造せよ!

2019年08月09日 21時47分51秒 | VSの日記




 本日8月9日は、ファルサルスの会戦があった日で、ハドリアノポリスの戦いがあった日で、ピサの斜塔が着工された日で、システィーナ礼拝堂が開場した日で、パリ・セーヌ川でロバート・フルトンが蒸気船の試走に成功した日で、クリーク族がジャクソン砦条約への調印を強要されて2,300万エーカーの土地をアメリカ合衆国に割譲させられた日で、アメリカ合衆国とカナダがウェブスター=アッシュバートン条約に調印した日で、モンテネグロ王国がドイツ帝国に宣戦を布告した日で、上海で偵察中の上海海軍特別陸戦隊・大山勇夫中尉が中国保安隊に殺害された日で、前日のインド国民会議派の大会でイギリスの即時退去が決議されたことを受けてインド政庁が国民会議派を弾圧して指導者のガンディーやネルーらが逮捕された日で、長崎市への原子爆弾が投下された日で、ソビエト連邦が満州・朝鮮・樺太の国境を突破した日で、チャールズ・マンソンの信奉者がマンソンの命令により女優シャロン・テートら5人の無差別殺害を実行した日で、ウォーターゲート事件の責任を取ってアメリカ大統領リチャード・ニクソンが辞任したのを受けて副大統領のジェラルド・フォードが大統領に就任した日です。

 本日の倉敷は曇ったり晴れたりしていましたよ。
 最高気温は三十三度。最低気温は二十六度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。







 或る夜の事。
 お師匠様の処に御機嫌伺に行ったのです。
 しかし、お師匠様の御機嫌が麗しくない。orz。

 手土産を「つまらないものですが」と云い乍ら渡したのです。
 するとお師匠様は「うまらないものはこうだ!」と手土産を床に叩きつけたのです。
 いやいやいやいや。それでは吉本新喜劇のギャクですやん。そのまんまですやん。
 お師匠様は、暗い夜の帳りの中へ行き先も解らぬまま盗んだバイクで走りだしそうな雰囲気です。
 ナイフみたいに尖っては触るもの皆 傷つけそうなオーラを出しています。
 お師匠様の御機嫌を取らねばなりません。
 お師匠様は御機嫌が麗しくないと必ず私に八つ当たりをします。
 私は八つ当たりでもよいから滅茶苦茶にされたいモードには入っていません。
 御機嫌を取らなければ……。
 持参したお抹茶を点ててお砂糖を少し入れて氷を入れて冷やして、お師匠様に飲ませました。
 甘いものを与えるとお師匠様の機嫌は幾分かは和らぐはずです。
 さらに、お師匠様をよいしょしてゴマをすって隙を突いて持参した和菓子を出さねばなりません。


 和菓子を食べながら、お師匠様は云いました。
 「君は最近、君のブログの記事を書くことに手を抜いているね? 抜きまくっているね? もぐもぐ」
 お師匠様のお説教タイムの始まりです。拝跪して傾聴せねばなりません。
 「書かないよりかはマシではあるけれども、過去の記事の描き直しに過ぎない記事を書くのは如何なものか? ごっくん」
 バレておりますよ。手を抜けばバレますなぁ。
 「しかし君は文章でお金を得ているプロというわけではないし、それに過去の記事を磨き直しているとも考えられるので、まあ、よいか」
 お? 採点は甘めです。甘いものを摂取させたことが効いているようです。
 「君の文章は大したことではないことを大仰に書いて味を出そうとしているスタイル、日常を中二病の者っぽい言葉で描くスタイルなのだけれども、読む人によっては色々と勘違いをする可能性があるから気を付けなくてはいけないよ?」
 ん? よいではないですか? 読む人には誤読をする権利があります。読む人がどのように解釈しようとも私の知ったことではないですよ? と私は不遜にもお師匠様に申し上げました。
 すると、お師匠様はこう仰いました。
 「君は言葉の怖さを真には分かっていない。言葉は怖いものだよ。用心するに越したことはない。君のブログを読む人にそれとなく密かに注意を喚起しておく必要はあると思うね」
 ん? 確かに最近は調子に乗り過ぎの感があります。
 「私に抗弁したことも調子に乗り過ぎです」
 え?
 「乗り乗りです」
 え?
 「無礼は許しません。これからお仕置きタイムに突入します」
 待って待って待って待って。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。お許しくださいお許しくださいお許しください。後生ですから。
 「問答無用です」
 ふぎゃぁぁぁぁぁぁ。





 其の夜。
 お師匠様の甘美で苛烈なお仕置きは深夜にまで及びました。
 軽い気持ちで述べた言葉は災いを招くこともある。
 お師匠様のお仕置きを受けた後、私・狐はふらふらの状態でお師匠様の御宅から退出したのでありました。



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