狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『獣の奏者 1 闘蛇編』/上橋 菜穂子

2017年03月05日 14時52分42秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、上橋菜穂子の小説『獣の奏者 1 闘蛇編』を読んでいました。

 少女のエリンは、リョザ神王国の大公領の闘蛇村・アケ村で母親と暮らしている。
 母親のソヨンは優れた医術の腕を買われて闘蛇の中で能力の高い「牙」の世話をしている。

 ある日、村で世話をしていた全ての「牙」が突然死んでしまう。
 責任を問われたソヨンは処刑されることになった。
 エリンは母親を助けようとするのだが、助けることができず、闘蛇の背に乗って村を離れた。

 天涯孤独の身となったエリンは、蜂飼いのジョウンに拾われる。
 ジョウンは博識な男で、エリンが知識欲が旺盛な事を知り、エリンに様々な事を教える。

 夏になって蜜蜂の為の花粉を求めて山奥に居を移して暫らくして、エリンは山奥で天空を駆ける野生の王獣と出会う。
 野生の王獣は滅多に見つけることができない珍しい獣だった……。


 全4巻の異世界の地を舞台とするファンタジー小説の第1巻目です。




 まだ1巻目しか読んでいませんが、面白いです!
 主人公の少女がどのようにして人生を切り開いていくか? どのように生き残っていくか? というお話ですね。
 理不尽なことに直面して世界は分からないことだらけ。それでも懸命に生きていこうとする少女のお話です。

 面白かったですよ。
 続きを読んでいこうと思っております。


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