昨日の夜は、上橋菜穂子の小説『獣の奏者 1 闘蛇編』を読んでいました。
少女のエリンは、リョザ神王国の大公領の闘蛇村・アケ村で母親と暮らしている。
母親のソヨンは優れた医術の腕を買われて闘蛇の中で能力の高い「牙」の世話をしている。
ある日、村で世話をしていた全ての「牙」が突然死んでしまう。
責任を問われたソヨンは処刑されることになった。
エリンは母親を助けようとするのだが、助けることができず、闘蛇の背に乗って村を離れた。
天涯孤独の身となったエリンは、蜂飼いのジョウンに拾われる。
ジョウンは博識な男で、エリンが知識欲が旺盛な事を知り、エリンに様々な事を教える。
夏になって蜜蜂の為の花粉を求めて山奥に居を移して暫らくして、エリンは山奥で天空を駆ける野生の王獣と出会う。
野生の王獣は滅多に見つけることができない珍しい獣だった……。
全4巻の異世界の地を舞台とするファンタジー小説の第1巻目です。
まだ1巻目しか読んでいませんが、面白いです!
主人公の少女がどのようにして人生を切り開いていくか? どのように生き残っていくか? というお話ですね。
理不尽なことに直面して世界は分からないことだらけ。それでも懸命に生きていこうとする少女のお話です。
面白かったですよ。
続きを読んでいこうと思っております。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます