昨日の夜はゲーム『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』で遊んだ後に、西澤保彦の小説『七回死んだ男』を読み返していました。
主人公の少年は幼い頃から同じ日を繰り返し九回繰り返すという不思議な経験を何度もしている。
いつ「繰り返す日」がやってくるのかは本人には分からない。
これまでは繰り返す日に大きな事件が起こらなかったので適当に「繰り返す日」を過ごしてきた。
しかし十六歳のある日、ちょうど「繰り返す日」に祖父が死亡する。
殺人事件としか思えない状況。
少年はリセットされ繰り返されるたびに祖父を救おうと孤軍奮闘するのだが、どんなに頑張っても祖父を救えない……。
どうすれば祖父を救えるのか??
SF仕立てのミステリです。
同じ日を何度も繰り返すお話は幾つかあるけど、面白いお話が多いですね。
このお話も面白いのです。
真相は予測できるかもしれませんが、その真相に至るまでがどきどきします。
主人公が祖父を救おうと状況を変えるたびに周囲の人達の反応が変わりこれまでとは違う一面を見せるようになる。
繰り返しのドタバタ劇。
楽しかったですよ。
楽しめました。
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