昨日の夜は、三上延の小説『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』を読んでいました。
ビブリア古書堂に古書に関する相談の依頼が舞い込む。
依頼主の邸宅に向かうとそこには江戸川乱歩に関する書籍の膨大なコレクションがあった。
依頼主はそのコレクションの書籍の処分をビブリア古書堂に任せる代わりに邸宅の前の持ち主が残した頑強な金庫を開けてほしいと、栞子と大輔に依頼する。
金庫はダイアルと鍵と暗証文字の3重になっていて、鍵の所在は不明、暗証文字も分からない。
栞子と大輔はまずは鍵を探すことになったのだが……。
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズの4作目。
今回は長編です。
取り上げられている作家は江戸川乱歩。
でもって1巻から名前だけでていた栞子の母親が登場しています。
栞子と大輔の仲はゆっくりと進展しています。でも二人とも不器用すぎる。高倉健でももっと器用にするぞ。
そこが魅力なのかもしれませんが。
江戸川乱歩に関するエピソードとしては完結していますが、シリーズ物としては気になるところで4巻は終了。
続きが楽しみです。
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