昨日の夜は、アニメーション『刀語 第十二巻 炎刀・銃』のDVDを観ていました。
尾張幕府によって戦国の世が平定された架空の日本。
かつて戦乱の時代に伝説の刀鍛冶である四季崎記紀が作った千本の刀は驚異的な威力を発揮し所持数が多い国ほど優勢に戦を進められたという。
尾張幕府は四季崎が作った刀を恐れて四季崎が作った刀を収集する。
988本まで集めたが残りの12本を手に入れることができなかった。
そして尾張幕府が手に入れることができなかった12本こそが四季崎記紀の最高傑作である完成系変体刀で、尾張幕府が集めた988本の刀は12本の完成系変体刀の実験台にすぎなかったことが判明する。
時は流れ、尾張幕府の天下は安定していた。
しかし、幕府内では驚異的な力を持つ四季崎記紀の12本の完成系変体刀が問題になっていた。
尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督である奇策士とがめは変体刀の収集を幕府から命じられ、虚刀流7代目当主・鑢七花と共に完成形変体刀の蒐集の旅をすることになった。
四季崎記紀の12本の完成系変体刀の内、11本まで集めた七花ととがめは幕府に報告する為に尾張に立ち寄った。
そこでとがめは否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の1本である炎刀『銃』に撃たれてしまう。
倒れこんだとがめは七花に……。
原作は西尾維新のシリーズ小説「刀語」。
「刀語」の最終巻であります。
将軍を前にして否定姫は「何故に尾張幕府なのか?」を語ります。
徳川ではなく尾張である理由が語られ、完成系変体刀の意味が語られ、否定姫の目的が語られます。
しかし七花にとってはそれは何の意味もないことでありました……。
この作品の主題歌は大好きですし作中の音楽もとても良いです。
面白かったですよ。
楽しめました。
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