昨日の夜は、森岡浩之の小説『地獄で見る夢』を読んでいました。
死者の生前の記憶を電脳空間に移して死者たちが暮らす電脳世界・VRNWS。
そこは生前・死後に稼いだお金が尽きると強制的に人格が削除される=死後の死を迎えることになる世界。
そんな人工的な死後の世界で探偵業を営む朽網が主人公。
ある日、朽網の事務所にある男を探して欲しいと依頼する女が現れて……。
探偵が抱えている3つの案件は全てある場所に関わっていてそこでは……。
SFです。
『優しい煉獄』シリーズの第3作目のようですね。
知らなかった。『優しい煉獄』シリーズの第1作目と第2作目はまだ読んでいません。orz。
ハードな設定。
軽妙な語り口だけど重いお話。切実で切ない。死にこもりとか安楽死問題とか。
面白かったですよ。
『優しい煉獄』シリーズを読んでみようかなと思っているところでございます。
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