狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『新しき土』

2015年05月03日 14時09分16秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、イベント『ハートランド倉敷』のオープニングイベントと点灯式と「竹取物語・川舟流し」を観て帰った後に、映画『新しき土』のDVDを観ていました。

 ドイツに留学していた輝雄が日本に帰国する。
 婚約者の光子はその報に喜び、父親と一緒に輝雄を迎えに行く。
 しかし、輝雄は女性記者のゲルダを連れて帰ってきた。
 輝雄は許婚を古い習慣であると考えて、光子との婚約を解消しようとする……。




 監督は、アーノルド・ファンク&伊丹万作。
 出演者は、原節子、小杉勇、早川雪洲、ルート・エヴェラー、英百合子、中村吉次、高木永二、市川春代、村田かな江、常盤操子、マックス・ヒンダー、など。

 1937年公開の日独合作映画だそうです。
 戦前の日本とドイツの合作映画ということなので戦前の日本とドイツの政治的な主張がちらちらと見え隠れします。
 ただテーマは、新しいものを取り入れることと古いものを継承すること、ですね。
 ストーリーの骨子は、ベタなラブストーリーではあるのですがテーマに添っています。
 
 戦前のドイツから見た戦前の日本像が面白いです。
 日本の女性をきちんと見つめています。フジヤマゲイシャのような見かたではないですね。
 面白かったですよ。
 楽しめました。



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