
昨日の夜は、映画『るろうに剣心』のDVDを観ていました。
幕末に「人斬り抜刀斎」と呼ばれる攘夷志士がいた。
多くの人を殺したその人斬りは維新成立後に姿を消した。
明治11年。
東京では、神谷活心流・人斬り抜刀斎の名で辻斬りが多発していた。
辻斬りの流派とされた為に門下生が一人だけになってしまった神谷活心流の師範・神谷薫は、廃刀令が発せられているにもかかわらず刀を持ち歩いている若い男を誰何する。
その男は刃が背側についている刀を持っていて浪人の剣客で諸国を旅していると言う……。
監督は、大友啓史。
出演者は、佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、綾野剛、須藤元気、田中偉登、斉藤洋介、平田薫、永野芽郁、平山祐介、深水元基、本田大輔、岡本光太郎、山崎潤、上舎裕貴、矢柴俊博、阿南敦子、有福正志、落合モトキ、永堀剛敏、松嶋亮太、窪田正孝、宮川一朗太、奥田瑛二、徳永淳、原田裕章、光宣、高野漁、川鶴晃裕、内藤和也、渡辺菜月、河村愛子、松尾諭、江口洋介、香川照之
原作は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』です。
原作の漫画の『るろうに剣心』は私はあまり知らず、「明治期の実写で漫画の原作の映画は難しかろうなぁ」と敬遠していたのですが、倉敷美観地区がロケ地の一つとなっていると聞いていたので観てみました。
興味は「倉敷美観地区のどこがどのように写っているのか?」で映画としては期待していなかったのです。
ごめんなさい! 私、愚かでありました。
面白いです! 面白いです!
佐藤健様や武井咲様は顔立ちが整い過ぎて美しいかんばせなので明治期の実写の映画だと浮いてしまうのではないか? と思っていましたが、雰囲気があります。
汚くなるところは自然に汚く清潔にしているところは奇麗。これを映像できちんと表現するのは難しくて細かいところまで神経を尖らせて映画を作らないとワザとらしくなるのですが、自然に表現できていますね。
アクションシーンは伝統的な剣の立ち回りとは少し違ってスピード感があって体術と組み合わさっていて面白いです。
私は原作の漫画の『るろうに剣心』を詳しく知っているわけではないのですが、原作の雰囲気を残しつつ非現実的な部分はできるだけ排除してお話を作っています。
期待値が低かったので驚いてしまいました。
面白かったですよ。
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