牡丹（ボタン）その３。

　本日４月２６日は、イタリアのフィレンツェでパッツィ家の陰謀事件が起きた日で、ドイツ空軍遠征隊「コンドル軍団」がスペインの町ゲルニカを無差別攻撃して非戦闘員２０００人以上が死亡した日で、日本で戦後最大の交通ゼネラル・ストライキが行われて私鉄大手１０社が２４時間スト・国労・動労・全自交が共闘して時限ストに突入して１３００万人が迷惑をこうむった日で、韓国・慶尚南道で警官・禹範坤が夜から翌日朝にかけて５７人を殺害する無差別殺人を起こした日で、ソ連・ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所で大規模事故が起こった日で、日本の自衛隊掃海艇派遣が湾岸戦争によるペルシア湾の機雷除去へ出発した日で、耐震強度偽装事件発覚して建築士・建設会社幹部・民間検査機関幹部など８人が逮捕された日です。

　本日も倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十五度。最低気温は十度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。

　上の写真に写っているお花は、「牡丹（ボタン）」です。
　牡丹のお花に関しては、２０１２年４月２８日の記事や２００９年４月１７日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１２年と２００９年の牡丹のお花の記事です。

　牡丹のお花の花言葉は、「富貴」、「壮麗」ですよ。

『イコライザー』

　昨日の夜は、映画『イコライザー』のＤＶＤを観ていました。

　主人公のロバート・マッコールはホームセンターで働く物静かで真面目な中年男性。
　同僚へのアドバイスや誠実な仕事ぶりで仲間からの信頼が厚い。
　不眠症気味で夜中に行きつけのカフェで読書をしていることが多い。
　行きつけのカフェでは常連客と会話を楽しむこともある。
　マッコールの行きつけのカフェの常連客である少女娼婦のテリーとは時々、本の話をする。

　ある日、マッコールはテリーがロシアン・マフィアから虐待を受けていることを知る。
　マッコールはロシアン・マフィアのアジトへ向かう。そこでは……。



　監督は、アントワーン・フークア。
　出演者は、デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーバー、ヘイリー・ベネット、ビル・プルマン、メリッサ・レオ、デヴィッド・ムニエ、ジョニー・スコアーティス、アレックス・ヴィードフ、ウラジミール・クリッチ、など。

　アクション・スリラー映画で、１９８０年代後半のアメリカのドラマシリーズ『ザ・シークレット・ハンター』の劇場版だそうです。

　勧善懲悪のお話＋人を殺したくてしかたがない人のお話です。
　主人公は正義の為に人を殺すのではなく快楽の為に人を殺したい。しかしそんなことは許されないので真面目に暮らしている。しかし理由付けがなされて人を殺すことに正当性が見出されるケースに直面したなら……。が、裏テーマですね。
　表のテーマは、勧善懲悪。それも物静かで礼儀正しい中年男性が実は……。ってとこです。

　勧善懲悪のお話は作るのが難しくなってきていて、失敗すると浮世離れしたお話になってしまいます。
　悪であり敵であるキャラクターを作るのは難しいのと、主人公が何故強いのかという説明が難しいのだと思います。
　この映画ではその点を上手くクリアしていますね。丁寧な作りです。
　異様に強いおやぢが悪をばったばったと殺していくお話で爽快です。ハードボイルド。

　面白かったですよ。
　楽しめました。