【 秋山の 木 ( こ ) の下隠 ( したがく ) り 行く水の 我こそ益さめ 御思 ( みおも ) ひよりは 】
鏡女王 ( かがみのおおきみ )
秋の山の 
木々の下を
流れます
お水のょぅに
私の想いは 
あふれています
すき
あなたさまが 
想ってくださっている
よりも
もっと 
ふかく
ね
これまで
奈良県桜井市の 
天照大神さま御降臨の地・與喜天満神社さまが
ご鎮座されています
泊瀬の歌は 
万葉集巻第2・203
13首
忍坂 ( おつさか )の歌は 
万葉集巻第11・2706
2首 
お勉強致しましたね
このお歌は
天智天皇さま 
そぅ
藤原鎌足さまと
ともに
行われました
中大兄皇子
( なかのおおえのおうじ ) さま 
です
その
天智天皇さまからの
お歌に 
お答えになられました歌です
鏡女王さまは
近江国の
鏡王さまの娘さま 
妹さまの
額田王さまとともに
高級巫女の
兄媛 ( えひめ ) 
弟媛 ( おとひめ )として
天皇さまに
お仕えに 
なられました
古代は
シャーマン ( ノロ )さま 
のょぅな
能力を
お持ちの
女性を 
政治をつ
かさどられるょぅなお方は
おそばにおかれて
未来の方向を 
決定されておられたのでしょぅか
その
のちに 
鏡女王さまは
藤原鎌足さまの 
正妻となられ
藤原鎌足さまが
お命尽きられましたのちも 
藤原家を守られました
今の
奈良・興福寺さまは 
鏡女王さまが
夫
藤原鎌足さまの
ご病気平癒を願って 
建てられました
山階寺さまが
後に
興福寺さまと 
なられたそぅです
いとしい人の
無事を祈る 
いつの時代も
愛する人の
手をあわせるのですね
ありがとう於良
