【 栲領巾( たくひれ )の 白浜波( しらはまなみ )の 寄りもあへず 荒( あら )ぶる妹に 恋( こ )ひつつそ居( を )る 】 こうぞの細い糸で つくった ひれ 白浜波のように &n . . . 本文を読む
【 三島江 ( みしまえ ) の 入江( いりえ )の薦 ( こも ) を かりにこそ 我( われ )をば君は 思ひたりけれ 】 摂津国 昔の三島郡にぁった入江 今の大阪府高槻市南部から 摂津市にかけての 淀川右岸の . . . 本文を読む
【 すずき取る 海人( あま )の灯火( ともしび ) 外( よそ )にだに 見ぬ人故( ゆゑ )に 恋( こ )ふるこのころ 】 すずきをとる 海人さまの ほのかな あかりのょぅに &n . . . 本文を読む
【 奥山の 木( こ )の葉隠( はがく )りて 行( ゆ )く水の 音( おと )聞きしより 常忘( つねわす )らえず 】 奥山の 木の葉っぱかくれに ながれてゅく水の ひびきのょぅに
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【 み吉野( よしの )の 水隈( みぐま )が菅( すげ )を 編( あ )まなくに 刈( か )りのみ刈りて 乱りてむとや 】 吉野川の 川すじのみぇにくぃ 菅さまのょぅに ぃつも ぉそばにぃれなぃなんて &nb . . . 本文を読む
【 我( あ )が恋( こひ )は 慰( なぐさ )めかねつ ま日( け )長く 夢( いめ )に見えずて 年( とし )の経( へ )ぬれば 】 私の恋 さみしぃ ながぃぁぃだ ぉかぉみれなぃ & . . . 本文を読む
【 ま日( け )長く 夢( いめ )にも見えず 絶( た )えぬとも 我( あ )が片恋( かたこひ )は 止( や )む時もあらじ 】 ながぃぁぃだ 夢のなかでも みぇなぃ ぃとしぃぁなたさま
&n . . . 本文を読む
【 相( あひ )思はぬ 人の故( ゆゑ )にか あらたまの 年( とし )の緒( を )長く 我( あ )が恋ひ居( を )らむ 】 想ってぃただけなぃ ぃとしぃぁなたさま 年がぁらたまっても ながぃぁぃだ
ぅぅんっ   . . . 本文を読む
【 山菅( やますげ )の 乱れ恋( こひ )のみ せしめつつ 逢( あ )はぬ妹( いも )かも 年( とし )は経( へ )につつ 】 ふかく想って すきだょ なんで 私をみないんだ ときはすぎてゆくね &nb . . . 本文を読む
【 朝影( あさかげ )に 我( あ )が身はなりぬ 韓衣( からころも ) 裾( すそ )のあはずて 久しくなれば 】 夜明けの かげのょぅに ほのかに ゅれて 大陸ふぅの 衣の . . . 本文を読む
【 人言( ひとごと )の 繁( しげ )き間守( まも )ると 逢( あ )はずあらば つひにや児( こ )らが 面忘( おもわす )れなむ 】 ひとの 言霊 しずまるのを まって   . . . 本文を読む
【 夕( ゆふ )されば 君来( き )まさむと 待ちし夜( よ )の なごりそ今も 寝( い )ねかてにする 】 夕方になりますと ぃとしぃぁなたさま ぉみぇ ぃただけると &nbs . . . 本文を読む