【 何せむに 命( いのち )をもとな 長く欲( ほ )りせむ 生( い )けれども 我( あ)が思ふ妹に やすく逢( あ )はなくに 】 なんのために なにも考えないで 長生き したいとおもえないょ &n . . . 本文を読む
【 葦鶴( あしたづ )の 騒( さわ )く入江の 知菅( しらすげ )の 知らせむためと 言痛( こちた )かるかも 】 葦辺にぃる 鶴さまと 入江の風さまの 魂の響   . . . 本文を読む
【 高山( たかやま )の 岩本激( いはもとたき )ち 行( ゆ )く水の 音( おと )には立てじ 恋ひて死ぬとも 】 高ぃ ぉ山の 岩さまのもとから ながれてゅく ぉみずのょぅに &nbs . . . 本文を読む
【 阿太人( あだひと )の 梁( やな )打ち渡す 瀬を速( はや )み 心は思( おも )へど 直( ただ )に逢( あ )はぬかも 】 奈良県五條市東の 吉野川ぁたりの 阿太のひと 川の瀬に 杭をぅって &nb . . . 本文を読む
【 逢( あ )はなくに 夕占( ゆうけ )を問ふと 幣( ぬさ )に置くに 我( わ )が衣手( ころもで )は またそ継( つ )ぐべき 】 ぃとしぃぁなたさまに ぉ逢ぃ できなぃのに 夕占をしょぅと . . . 本文を読む
【 逢はずとも 我( われ )は恨( うら )みじ この枕( まくら ) 我( われ )と思ひて まきてさ寝( ね )ませ 】 ぃとしぃぁなたさまに ぉ逢ぃ できなくても ぉこってなぃ &nbs . . . 本文を読む
【 百代( ももよ )しも 千代( ちよ )しも生きて あらめも 我( あ )が思( おも )ふ妹( いも )を 置きて嘆かむ 】 百年 千年も 生きて いられないょ 私が すきな . . . 本文を読む
【 現( うつつ )には 逢( あ )ふよしもなし 夢( いめ )にだに 間( ま )なく見え君 恋( こひ )死ぬべし 】 ぃとしぃぁなたさまに 逢ぇなぃなんて さみしぃ & . . . 本文を読む
【 我( わ )が背子( せこ )が その名告( の )らじと たまきはる 命( いのち )は捨てつ 忘れたまふな 】 ぃとしぃぁなたさまの ぉなまぇ 言霊にはしなぃです &n . . . 本文を読む
【 隠( こも )り沼( ぬ )の 下( した )ゆ恋ふれば すべをなみ 妹( いも )が名告( の )りつ ゆゆしきものを 】 流れ口のない 沼のように ひそやかに 恋しているょ & . . . 本文を読む