先日、お稽古に行った時、その教室経営者の社長さんとお話する機会がありました。
社長さんは一代で画廊を経営する画材などのお店も持ち、手広く数人の社員も使ってるやりてです。
歳のころは60歳過ぎくらい30代の後継ぎ息子さんもおられます。
奥様も絵を描き、絵の講師もするモデルにも、たのまれた位の60過ぎのスタイルのいい、気の強い美人です。
お昼休みで社員がいなくて社長さんが一人店番をしていたようです。
「みっちゃん、この歳になるとほんとに人を使うということが難しいと感じるよ。
山本五十六さんの言葉にも
<やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。>
っていわれるけれどこのごろつくづくそおもう。」
といわれました。
みっちゃんは憎たらしい性格ですので、
「軍隊に、<やって見せ、やらせてみて、それでできなきゃ殴るよりなし >
という言葉があるそうですよ」
と答えたりしました。
山本五十六さんのものとは知らなかったです。
この言葉は教育者としての座右の銘でした。。
かれの名言集ググってみました。
すると、あるいは、
やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、
ほめてやらねば、人は動かず。
ともいうそうで、山本五十六さんはこのんでこれをいろんなところで書いたそうです。
【有名なこの言葉には次のような続きがあります。】
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
国が滅びる時
陸軍との争いを避けたいから同盟を結んだというが、内乱では国は滅びない。
戦争では国が滅びる。
内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客転倒もはなはだしい。
(日独伊三国軍事同盟の締結に際して)
実年者の態度
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
かれの真の歴史的評価には、戦後60余年、まだ時間が足らないかもしれません。
生きていれば戦争犯罪人として裁かれたことでしょう!
ただ、この残された言葉には学ぶことが多いです。
人かどの成功を収めた社長さんのようなかたの言質は、現実で苦労された体験に裏打ちされた言葉があるのですね。
ここ数日私の心の中にためていたことでした。
読んでくださってありがとう