日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

眼科1

2016-06-29 23:53:44 | アルツハイマー病

2週間ほど前になりますが
 「今日はお前はどこに行くんだ」と言うので前から行かなくてはと思っていたので「眼科に行こうと思っているけど一緒に行く?」と言うと
「付いていってやる」と言います。

「何時に出かけるんだ」
「お昼ご飯がすんでから、2時頃にしよう」と言ったのは午前中。

段々暑くなって来たので私は出かけるのが億劫になって来ました。

午後になってから忘れたフリをしようと決めていましたが当の夫はこんな時はどう言う訳かしっかり覚えていて午前中から支度をして待っています。

いつもなら自分が今お風呂に入って事も食事をした事も忘れるのに・・・・。

「何時に出かけるんだ?」と何度も聞いてきて忘れそうにありません。

”覚えている事を大事にしよう”と思い直し出かける事に。

いつもは混んでいるこの眼科も午後は待っている人も少なくすぐ診察になりました。

二人ともいつもは評判の悪い近所の眼科(知り合いに言うと何人かの方にあそこはやめた方がいいと言われました)
に行っていますが私の糖尿病からくる眼底出血が心配で今回は私だけ診ていただこうと思っていました。

が、やはり糖尿病の夫も一緒に診て貰おうとお願いしました。

ところが色々検査を受けたのは夫の方でなにやら両目とも出血やら今老人に多い加齢横半症が疑われ後日再検査を受ける事になりました。

私のほうが糖尿病暦も長くヘモグロビンA1Cの値も悪いので自分の事ばかり心配していましたが夫のほうが大変なことになっているようです。

             (我が家の庭の額紫陽花)     

          

           (狭い我が家の庭に咲く紫陽花)

           

(友達から鳥に食べられる前にと枝つきで宅急便で送って頂いた実がたわわになっている枇杷)

         

 

 


食事つくり

2016-06-13 14:50:09 | アルツハイマー病

今日は久しぶりに朝から雨です。仙台も今日から入梅。

水がめが枯渇している情報がちらほら。心配な夏事情でしたのでまさに恵みの雨です

夫は結婚してからほとんど食事の支度や後片付けにかかわった事はありません。 

私が拒否したわけではなく私が「ああ、今日何にしようかな」なんて言うと「何だ、そんなの簡単なことだろう。俺なんか子供の頃から手伝いでやっているから何でも出来る」と豪語します。 

「凄いね!それなら今日は作ってね!」とお願いしますが「そんな事は俺の仕事ではない」と一蹴されてしまいます。  

そんな時あれこれ言っても夫の屁理屈には適わないし面倒なので引っ込んでしまう私でした。
今頃になって夫のしつけ方?を間違ったことに気づき後悔しています。

今でもその様子は変わっていません。

先日も同じような会話がありました。
ところがなんと夫は大人しく素直に、「作ってやるが何にも材料がない」と言います。

「何が要るの?」

「何でもいいんだ何もなくては出来ないのだ」
実は丁度パスタを作ろうと準備していたので

「スパゲッティはどう?」と言うと「それでいい」と言います。
パスタを渡すと10本ぐらいを持ってこれをどうすれば良いんだ」と言います。
「お
湯を沸かして茹でるんだけどちょっとそれじゃ足りないんじゃない?」
「どうするんだ」
おなべに・・・・」と一つ一つ説明。
「8分位茹でてね。」と言うと自分の腕時計で測っています。
忘れてしまうのかな?と心の中で思っていましたがなんときち
んと8分の時間を計っていました。びっくり!!です。

野菜を切って炒めてと、どのようにすると良いのか一々説明するのは疲れましたが一応やろうとする心がうれしいのとやはりもっと記憶がしっかりしている間に出来るようにしておくのが大事だったと反省です。

そんな訳で出来た昼食のパスタです。 

           

「おいしいね!お父さん」
「俺が作るんだから当たり前だ」 と可愛い殿に変身しています。

又作ってねとお願いしておきました。

(1ヶ月前になrますが夫の誕生日にデイサービスから頂いてきた花束)

          

           (庭のバラ)

         

         

 


不思議な出来事

2016-06-05 10:43:08 | アルツハイマー病

暑かったり涼しかったり体調の管理が大変です。

私は半そでのTシャツ。
夫は下着、ポロシャツ、その上にパジャマ、さらにちょっと厚手の上着など着ています。「暑くないの?」と聞きますが「暑くない!」といいます。
寒暖の感覚も鈍ってきているの?   

 

今我が家の狭い庭は花盛り。

 

下の花はジャーマンアイリスとバラです。

 

           

 

         

 

今回で2度目になりますが地元の新聞販売会社の方が見えました。

1度目は2ヶ月ほど前でしょうか?若い新聞やさんが見えて「契約の件ですが今回キャンペーンを行っているのでどれにしましょうか?」
私「???家ではお願いしていませんが・・・」
「でも電話があって取りたいと言っていました」
「誰がですか」
「Oさんのお宅ですよね」
「そうです」

新聞屋さん「??」

私も「??」

結局お互いに疑問のままお断りして終わりました。 

 

そしてつい先日又同じ新聞やさんの別の方が

「明日から新聞入れさせていただきますので宜しくお願いいたします」

??

「本部の方から明日から配達するようにと連絡が来たのですが・・・・。
昨日も来たのですがご主人が分からないから明日来てと言っていましたので」

私「家ではお願いしていませんが・・・。実は前にも同じような事がありお断りしたのですが」

新聞屋さん「??。1ヶ月だけでも取ってもらえませんか?」

私「他のをずっと取っていますので」

結局明日から配達の手配をしてしまったので1週間だけ無料で入れさせて欲しいという事で落着。

ついでに「迷惑かと思いますが夫は認知症なのでこれから何か連絡があってもない事にして下さい」とお願いしました。

2度も同じことがあるなんてどういう事か考えてみました。

主人が電話をした可能性を考えましたが今の夫は電話を受ける事は出来ますが電話があった事を記憶しておくことも自分で電話をする事も出来ません。
電話番号を自分で調べるなんて勿論出来ません。

 

会話を思い出してみると

私 「新聞やさんの方から勧誘の電話をする事はありますか?」

「はい、あります」

これかな? 

電話を受け取った夫はとても良い?人なので断ることはせず「それではお願いします」といったのかな?と思い至りました。

そんな訳で不思議な出来事は一応私の中では解決を見ました。

新聞屋さん御迷惑をおかけしました。

今少しでも不思議な出来事をなくすべく電話の表示を”ナンバーディスプレイ”にしたらどうかと準備をしているところです。 

    (母の日に娘からもらった花束)