仙台さくらの百貨店で行われている「フェルメール光の王国展in Senndai」をみて来ました。
写真を撮る事は出来たのですがカメラを忘れて撮る事が出来無かったので今回の写真はすべてチラシから取ったものです。
真珠の耳飾りの少女
2011年秋にも宮城県美術館で「フェルメールからのラブレター」と言って3点の作品が来ました。
そのあと東京などでフェルメールの作品の中でも有名な「真珠の耳飾りの少女」も来てフェルメールばやりでした。
が、今回又フェルメールというので??と思っていましたが今回の作品は全て最新の印刷技術を使って再現したもので現在フェルメール作と言われている全作品37点(他に1点は盗まれたまま所在不明)をすべてre-createしたものです。re-createというのは複製、模倣、洗浄、修復でもない文字通り再・創造なのだそうです。長年の間に経年劣化した部分等も色々な角度から再生したものなのだとか、色はとても綺麗ですが前に見た本物に質感など勝る事は出来なかったように思います。
これを総合監修なさったのはテレビでも何回か見かけたことのある分子生物学者・青山学院大学教授の個性的な論と風貌も特徴的な福岡伸一先生です。
37点すべて一堂に会するこの企画ならではの面白い事がありました。
と、いうのは黄色い洋服を着た作品が何点かありましたがそのうちの3点は同じ洋服を着ているのです。もちろんモデルも同じです。同時に描いたとは思えませんのでフェルメールはよほどこのモデルが好きだったのか?それともこの洋服が好きだったのか興味深く思ったところです。
真珠の首飾りの少女
女と召使
手紙を書く女(はっきり見えませんがよく見ると水玉があります)
ちょっと面白い企画のフェルメール展でした。