日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

フェルメール展

2013-02-24 23:37:54 | その他

仙台さくらの百貨店で行われている「フェルメール光の王国展in Senndai」をみて来ました。 

写真を撮る事は出来たのですがカメラを忘れて撮る事が出来無かったので今回の写真はすべてチラシから取ったものです。

            真珠の耳飾りの少女

            

2011年秋にも宮城県美術館で「フェルメールからのラブレター」と言って3点の作品が来ました。
そのあと東京などでフェルメールの作品の中でも有名な「真珠の耳飾りの少女」も来てフェルメールばやりでした。

が、今回又フェルメールというので??と思っていましたが今回の作品は全て最新の印刷技術を使って再現したもので現在フェルメール作と言われている全作品37点(他に1点は盗まれたまま所在不明)をすべてre-createしたものです。re-createというのは複製、模倣、洗浄、修復でもない文字通り再・創造なのだそうです。長年の間に経年劣化した部分等も色々な角度から再生したものなのだとか、色はとても綺麗ですが前に見た本物に質感など勝る事は出来なかったように思います。
これを総合監修なさったのはテレビでも何回か見かけたことのある分子生物学者・青山学院大学教授の個性的な論と風貌も特徴的な福岡伸一先生です。

37点すべて一堂に会するこの企画ならではの面白い事がありました。
と、いうのは黄色い洋服を着た作品が何点かありましたがそのうちの3点は同じ洋服を着ているのです。もちろんモデルも同じです。同時に描いたとは思えませんのでフェルメールはよほどこのモデルが好きだったのか?それともこの洋服が好きだったのか興味深く思ったところです。 

        真珠の首飾りの少女

        

          女と召使

           

  手紙を書く女(はっきり見えませんがよく見ると水玉があります)
         

    
ちょっと面白い企画のフェルメール展でした。

 


三居沢公園のお不動様

2013-02-13 23:05:45 | 里山

2月10日。  

ずっと行きたいと思っていた冬の三居沢に行って来ました。
行って見たいと思いつつわざわざ出かける気になれずにいましたが今回里山での計画があり勿論参加です。

 この公園には100年以上も前、東北で初めて水力発電で電気を灯した水力発電所発祥の地、三居沢発電所があります。   

      水力発電所発祥の地の碑  

              

       水力発電所

      https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c0/7fdbc435842408565b6b26c0ae10f802.jpg       

        下は今も働く発電機

      

ここの発電所は広瀬川を源流として、今も現役で電気を灯しています。
電力不足が心配されている昨今ですが最大発電量は1000kw、常時290kw。約100件分の電力をまかなっているそうです。

三居沢電気百年館もあり東北の電機誕生から今の発電の状況まで分かるようになっています。今は無人化されていますが、ここは桜が見事でたくさんの人がお花見にやってきます。

 すぐ近くに三居沢不動堂があります。
境内の奥に大滝があり、ここは冬は大きな氷柱が出来ます。
ここ何日かちょっと気温が高かったのか、端の方の氷は氷柱が溶けて落ちていました。 

           https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/52/d834ba0329a286947aa8065af5b994a2.jpg  

     ひょうきんなお不動様もいました。     

       https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d2/f2101d218cb41d803fe4821dc4b7d487.jpg
  

大滝の向かい側にも赤い洋服を来たお不動様がいました。

       https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/45/80557e9d19adcd8a08aabb6030914d48.jpg

 

氷で見えませんが滝の中ほどにお不動さんが安置されています。

 

このお堂の本尊はお不動明王です。              

          


私はあの怖い顔をしたお不動さまが好きです。祖母と母が酉年生まれで、その守り本尊であるお不動さんを大事にお祀りしていたので身近に感じていたからだと思います。

実家にお不動様の掛け軸があり、祖母から母が引き継ぎましたが、ろうそくやお線香の煙で真っ黒になっていて最初の図柄が分からなくなっていました。祖母、母が亡くなってからは酉年ではありませんでしたが叔母が大事にしていました。が、その叔母も去年亡くなり、そのお不動様を棺に入れ、あの世に持って行きました。きっと女3人、お不動様の話に華が咲いた事でしょう。

 

私たちは博物館前でバスを降り国際センターを通り抜け広瀬川に出てしばらく広瀬川沿いの歩き三居沢に向いました。川沿いは歩道が整備され老若男女ジョギングをしたり、犬の散歩をしたり楽しんでいました。

      枇杷の実の花が咲いていました。

        

      こぶしの花の蕾でしょうか?

      

 

日差しが柔らかく風も無く、春が近い事を感じた1日でした。


ソシンロウバイ

2013-02-09 11:41:43 | 野草

今年の大寒は殊の外寒さを感じた冬でした。
凍えているうちに立春。その立春からもあっという間に1週間。

気温も風も少し和らいだと思うと又真冬に逆戻り。
気温は低く、雪の舞う日も多く冬日から逃れられません。

が、寒いながらも日差しは和らぎ、日も長くなってきて春が近づいている事が実感できます。

花に春を発見したいと思いますが桜は勿論、梅の蕾も固いままです。

     私の吉野桜の蕾 2月5日
    

    枝垂桜の蕾  2月5日
    

     梅の花の蕾 2月5日
    
   

     山茶花が綺麗に咲いています
    
    

昨日久しぶりに視覚障碍者センターに行って見ると朝から降った雪の白さをバックに黄色い花が咲いていました。近づいてみると蝋細工のような黄色い花です。
札がついていてソシンロウバイと書いてありました。
普通蝋梅は中央が暗紫色ですがこの花は全体が黄色です。

      ソシンロウバイ
    

   
調べてみると花全体が黄色で中央部の色の変化のないものはソシンロウバイ(素心蝋梅)というのだそうです。

このセンターは視覚障害の方達の学校、図書館ですのでこの庭には香りのある花が多く植えられています。
ロウバイも梅の香りがしますがこのソシンロウバイは香りに気づかずに写真だけ撮ってきてしまいました。

ロウバイは他にも満月蝋梅、黒蝋梅もあるようです