日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

昔の知識、今の知識

2014-08-19 23:51:54 | アルツハイマー病

先日いつもの老年科に行きました。

夫は前回漢方薬が変わってから少し元気になり食欲も大分出てきたと思っていましたが暑くなってからは「夏は胃腸の調子が悪くなるからたくさん食べる訳には行かない」と気に入った物以外は口をつけようともしません。

この頃夫の頭の中には亡くなったお姉さんが顔を出しているようです。「怖かったけれど面倒見の良い姉だった」と何回も言っています。
いつの間にか私はそのお姉さんになっているようです。

未だ計算は出来ていて先日の検査の待ち人数がは12,3人以上でしたが自分の番号札を見て後何人待ちだと言っています。
おお、まだ計算は大丈夫!!

今の事は検査をした事も、お風呂に入った事も、今言った事もすぐ忘れてしまいますが、昔の自分の生活の知恵は兎に角良く残っています。

先日も暑い日でしたがお風呂を沸かすからと言って午前中から水張りを始めました。
「今はエコ給湯になっているから水を張らないで入る少し前に沸かせばそれでいいのだから」と云うと怒り出します。
「夏は早めに水を入れておくものだ」(そうでしたね・・・・昔は)

別の日は「お風呂は沸かし直しでいいんじゃない」というと夫は「まず沸かしてから今は暑いから冷ますんだ」?と言っています。
「確かに暑い時はぬるめでいいから、温度の設定を低くして沸かせばいいんじゃない」と云いますがこれは納得してもらえず・・・
兎に角今の時代、器械には不向きなようです。

ご飯を炊くにもお米の研ぎ方、水量の決め方もお釜についている目盛では納得せず昔のように「水は手を入れてくるぶしまでにするものだ。そんな事も知らないのか」と怒っています。
「それでは自分で納得できるようにやって」と云いますが
「それは俺の仕事ではない」と。

だったら口出し無用です

昔の事はよく覚えているので私がそれに従わないとイライラ
そしてそれに対して私もイライラ

でもやっぱり昔にこだわる夫です。

 

気を取り直して下の花は時計草です。

上から見ると花が文字盤に雌しべ?は時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせます。ブラジル原産のようですが仙台でも地植えにしてあるのを見かけた事があるので寒さに強いのかもしれません。

いつも自然の妙に感心させられます。

     


庭掃除

2014-08-12 23:55:48 | その他

7月下旬から約2週間。毎朝2時間弱ですが庭木の剪定?を頑張りました。

日頃は夜更かし朝寝坊が大好きな怠惰な生活なので朝5時ころ起きるのは一大決心。
最初は草むしりでしたがあまりに大きくなり過ぎた木の枝を落としているうちに、だんだん面白くなってどんどん切っていきました。

ボケや海棠は枝が複雑に絡み合っているので切るのも大変。枝切り用ののこぎり、剪定ばさみ、枝切りばさみは新しく買い求め益々仕事が面白くなって来ました。

使った事のないのこぎりで最初は恐る恐る小さい枝だけを切り落としましたがどんどん気が大きくなって太い枝も切り落としました。
始めると面白い事。面白い事。次々と切って行きます。

最後に残すは金木犀。3メートルくらいに育った木は狭い庭、隣の駐車場に迄枝を伸ばしています。
これはなかなか手ごわくどこで切ったらいいのか分かりませんが兎に角切ってみて、枯れたらそれはそれと覚悟を決めてまず枝の1本を。
直径5㎝位の枝ですが私にとっては大仕事。もう1本、もう1本と5本ほどを2日に分けてのこぎりで切り落とし、その枝をさらに細かく切り、葉のついた枝はゴミ袋に、太い枝は80㎝位に切ってまとめます。 

        

枝切ばさみのパチンパチンという音がとても気持ちよく響きます。
結局目隠しになるようなひこばえばかり残ったので、今年は?これからも?あの甘い香りは望み薄なのが残念です。

      
 
今まで庭仕事は夫が朝早く起きてやってくれましたが今は未だ体力が戻らないのか寝てばかり。
改めて退職後の10年間に感謝でした。
 
そんな訳で今年はしぶしぶ始めた庭仕事ですが、私、こういう仕事好きなのかもしれません。結構楽しくやりました。  

           

       
      
 

庭の落ち葉をさらって掃き清めた庭はとても気持ちよく目に映ります。

仕事の選択間違ったかなあ?
今更言っても遅いけど・・・。