別名はシャラノキ。平家物語の出だしで有名な
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色・・・
で有名な沙羅双樹の花です。
釈迦が入滅した時四方にあったと言う沙羅双樹は熱帯性の植物で日本では育たないと云う事で間違って伝えられたそうです。その為かお寺にもよくあります。
別名はシャラノキ。平家物語の出だしで有名な
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色・・・
で有名な沙羅双樹の花です。
釈迦が入滅した時四方にあったと言う沙羅双樹は熱帯性の植物で日本では育たないと云う事で間違って伝えられたそうです。その為かお寺にもよくあります。
このところ又靖国参拝問題が何かと取り上げられています。
この中心人物がA級戦犯として絞首刑になった東條英機です。
私には難しい事は分かりませんが東條英機のお孫さんの由布子さんが書いた「東條家の母子草」という本が何年か前に出版されていますが、その題名になっているのがこの花です。
歴史的には何かと問題がありますが家庭人としてはごく普通の家庭と変わらない父親であったとの事で晩年巣鴨刑務所でつんだこの花を押し花にして子供(由布子さんの母親)に残したと書いてあります。花は特別綺麗とはいえませんが「母子草」という名前に惹かれたのでしょうか?
ちなみにこの花の花言葉は「決して忘れない」「無言の愛」です。
この花は春の七草のひとつです。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つですがゴギョウといわれるのがこの母子草です。
これはお正月七草粥の中にも入れますがゴギョウは繊維が多く硬くてあまり美味しい物では無いということですが食べても害にはならないとか・・・ でもあまり食べたい植物には見えません。
つい先ごろまで乾いた場所ではあちこちで見られましたがこの頃少なくなって来たと何かに書いてありました。この写真はいつも通る歩道の隅の方のアスファルトの隙間から伸びていました。
小さくて可愛らしい花ですが排気ガスにも強くあちこちの街路樹や垣根などに良く見られます。近づくと甘い匂いがして小さな蜂などが一所懸命蜜を吸っている姿が見られます。
この木は、葉がモチノキに似ていて秋になると小さくて楕円形の黒い実がたくさんなります。その実は形も色もネズミの糞によく似ているのでネズミモチの名前がついたとか。
花にとっては迷惑な名前かも知れません。
踏み切りで列車の通り抜けるのを待っているときその線路脇の雑草の中に1本なのにピンクがとても綺麗なねじ花が目にとまりました。通行止めの柵を通り抜けもっと無いかと探しましたが見つかりませんでした。
歩くと20分くらいかかるのですが国分尼寺跡にたくさんのねじ花が咲いているのを思い出し、外出のついでに寄り道をして見ました。
何年か前に見かけそっと1本根から抜いて来て植えたのですがとうとう
芽を出す事はありませんでした。
近くが工事中であり、様子も随分変わってしまいその場所が
なかなか探し出せず帰ろうとしたらふと目にとまった看板。
ありました。思っていたより狭くお寺の脇だと思っていたのが後ろだったのです。道路脇でもあり街の中なのに歩道からちょっと離れているので
気づく人もいないのか前に見た時より花が増えているように見えました。
勿論子供の姿はありません。
ピンク色は多少違いはありますがたくさんのねじ花はとても可愛く
手入れがされているのか雑草は低くねじ花だけが目立って
いました。
ねじれ方はこの写真の手前の花2本を見ても分かるように
右巻きと左巻き両方ありました。中にはねじれないのもあるようです。
ねじ花は”もじずり”とも云われます。というと思い出すのが高校の頃?
習ったこの歌です。
みちのくのしのぶもじずり誰ゆえに
みだれそめにし我ならならなくに
実はこの”もじずり”はこの花を歌ったのではなく織物の模様なのだそうです。
先ほど投稿したつもりの文章が消えていました。
又書き直しです。
いつも通る道沿いにあるお宅の庭に毎年咲く半夏生。
今年も咲きました。
上の方にびっしりと白い小さな花が咲きその下の葉が
白くなる不思議な花です。
マタタビと葉が白くなるのは同じですがマタタビは蔓性の木で
大きくなりますがこれは草で50cmくらいでしょうか。
名前は夏至の日から11日目の半夏(7月2日頃で仏教用語のようです)の頃に葉が白くなるのでこの名の由来とか。
又半分お化粧をしているようなのでこの名が付いたとか・・・
こちらは分かりやすい名でなかなかおしゃれな花です。
15日雨上がりに裏に廻って見たら日陰にある小さな山椒の枝にあげはの幼虫がたった1匹だけいました。まだ他にもいるかと見まわしましたが見つかりません。
この幼虫は卵から小さな毛虫になり何度か脱皮を繰り返してこの幼虫に、これから蛹になりあの綺麗なあげは蝶になります。
私はこの手の虫は嫌いなので良く見た事は無かったのですが子供達の
小学生の時の教科書に載っていたのを見てなかなか
ユーモラスな顔つきで可愛いと思える様になリました。
何年か前までは毎年この山椒の木に来ていたのに、しばらくぶりに見かけ懐かしく写真に収めました。
この清楚な白い花はドクダミです。
ドクダミは”ドク イタミ”に良く効くのでそれをちじめてドクダミになったとか・・・
あまりの強い匂いに”毒を溜め”ているのではないかということだとか・・・
この花の白い部分が花のようですが実は黄色い部分でたくさんの小さな花が集まっています。
この花は庭先、空き地など何処にでも見られ生命力旺盛で採っても採っても咲いて独特の強い匂いがあるので嫌われることも多い花です。
化膿性の腫れ物に効くといわれ実際に使った使ったことのある方もいるのではないでしょうか。又他にも利尿、便通、高血圧の予防、消炎、抗菌作用があるのであせも、湿疹、水虫にも効くといわれています。たくさんの薬効があるので十薬の別名がありドクダミは民間薬の代表的なものです。
私は子供の頃虚体質??でおできや,夏は汗疹などあちこちに出来ていました。
そんな時飲まされたか、張られたかあまりに遠い昔のことで記憶は定かではありませんが匂いだけが印象に残っています。
子供の頃あんなにいやだった匂いが慣れた所為か今はあまり気にはなりませんしこの白い花を見ると心安らぎます。
此花はじゃが芋の花です。
私の住んでいる処も農家が多かったのに今はほとんど宅地に
なっています。そんな我家も20年前までは農地だった様です。
家のすぐ隣の農地は、おばあさんが農作物を少しだけ楽しみに
作っています。
そこで今咲いているのがこのじゃが芋の花です。
ところでこのじゃが芋の花ですがあのフランスのルイ16世の王妃
マリーアントワネットが好んだ花で髪飾りにしたとか・・・・
マリーアントワネットとといえば薔薇、蘭、百合など大きくて
華やかな花を好むのかと思っていたし、似つかわしいと
思っていたのでこれはとても意外でした。
あまりに華麗な生活をしているとこんなにひっそりと咲く花が
新鮮に見えたのでしょうか?
でもこれを知ったときはとても嬉しくなりました。
あのマリーアントワネットがこんなに小さな地味な花を愛したのかと
思うと私たちとあまり変わらない心も持っていたのかと・・・・
私の方がもっと無いものねだりの華麗な花を求めているのかも知れません。
この葉はマタタビです。
「猫にマタタビ」といわれますがマタタビは猫の媚薬です。
具合が悪い時等与えると良いとも言われますが我家の愛猫・元野良・元メス猫のじじちゃんに市場で売っていた枝を与えて見ましたが全く興味は示しませんでした。葉を与えたらうっとりしていたと云う事を聞いたことがありますのでその方がいいのかもしれません。
マタタビは今の季節近くのやぶで見られます。
この写真は6月26日涌谷の黄金山神社に行った時駐車場のすぐ近くに
小さい木があったのでそれを撮ったもので全体が見えないのでちょっと
分かりにくいのですがつる性の大きくなる植物で葉の先の方が白くなっていて遠目には花が咲いているのかと思いますが良く見ると葉です。
東北高速道を走るとあちこちで纏まって白い花のように見えるのですぐ
分かります。今の時期に白い花が咲いているようですが見た事はありません。もう少し経つと葉の白い部分は消えてしまい他の木と区別がつかなくなります。
「卯の花のにおう垣根に・・・・」昔良く歌った歌です。
その卯の花がこの花でウツギと言うのが一般的な名前です。
この写真は6月21日白河の関で撮ったものですが花がこれ以上咲けないというくらい見事に重たそうに咲いていました。
卯の花というのは幹が中空(空木・・ウツギ)でなくなった人が杖にするから屋敷内には植えないと言われていた様に思うのですが仙台ではあちこちで見られますのでこれは我家でだけいっていたのかなあ・・・・??。
それに歌詞にも「垣根に・・・」とありますので家にも植えられている事になりますので
益々私の思っていいた事は疑問符??
幹が中空なので木が弱いから亡くなった人の杖にするのかと自分では納得していたのですが実はウツギの材木は強くて木槌や木釘などに使われるとか。私の思い込みはここでも砕かれました。