あんなにひどかった西日本の雨にもかかわらず仙台では雨も大して降りませんでしたが、今日の寒い事。布団も薄手では間に合わず上に毛布を掛けました。
我が家のご主人様は寒くてセーターを羽織っています。私も勿論長袖です。
先週野草園に行ってから1週間も経って、もう野草園の様子も変わってしまったことと思いますが記憶をたどっていくつかアップしたいと思います。
バイカツツジはもう終わりに近そうでしたが木ごとに2,3輪残っていました。花は名のごとく梅の花によく似た2センチくらいの小さく可愛らしい躑躅です。
マツムシソウが入ってすぐの所にたった1本だけ随分早く咲いていました。
というのは秋の花と思っていたからで、私の好きな花です。
この名前は昔、巡礼に回る人が「松虫」という鐘を鳴らしたのだそうですが、その鐘にマツムシソウの実の形が似ているからついた名前だとか。
木立の中に目の覚めるような真白いはノリウツギです。
樹皮から和紙をすく時の糊を取るのだとか。
ナミキソウが咲いていました。この花は海辺に咲く花で、名前は波が打ち寄せるようなところに生えるからとも、また花の形が打ち寄せる波に似ているからともいわれるようです。
花壇の縁などでよくみかける立浪草によく似ていますが少し大きめです。どちらもシソ科の植物です。
同じ区域に咲くハマナデシコです。名前は分かりやすく浜に咲くナデシコだからです。
野草園入り口に秋の七草でもあるナデシコが咲いていました。女子サッカーチームですっかりおなじみの大和撫子です。見るからに可憐で繊細、心は強い様はまさに今のチームにピッタリです。
撫子はなでる様に可愛がっている子の意味だそうですからあまりに可憐なので撫でたくなるのでついた名前でしょうか?
たくさんのアジサイが咲いていましたが中でも私のお気に入りはこのエゾアジサイでした。エゾアジサイも色がいろいろ変りますが、この涼やかな青が清楚な風情の花が心を癒してくれます。