秋の七草の七つ目になりました。名前の通り藤色ですが渋い色で花も派手ではありませんが秋に相応しい趣のある花で私の好きな花です。この写真も3枚も撮ったのにピンボケになってしまいました。
源氏物語にも藤袴の巻があったように思いますが、読み始めてもあまりに複雑で私の頭では整理がつかず途中で放り出してしまった本の1冊です。
藤袴は今は野草としてはあまり見かけなくなり園芸種としてたくさんの種類が出ているようです。野草でも茎の紫がかった物がありますがこれは何かとの雑種だと書いた本がありましたがどうなのでしょうか?
名前の由来は、花の色が藤色で花弁が袴に似た形をしているからと書いてあります。
又悲しい物語もあるようで美しい女性が野辺をさまよってきて泣き悲しみながらついになくなり、哀れに思った人たちが何処のお姫様かと近寄って見ると藤の蔓をさらして織った袴をつけていました。ところがそこからこの草が出てきたので藤袴と名前を付けたと記した本もありました。