goo blog サービス終了のお知らせ 

つまがリズム

きままな、ひとりごと

社会を考える

2012年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

・・・な~んて大上段に構えてしまったが、いいたいことは素朴です。 

今の社会って どこかおかしくない?

仕事で疲れて家事で疲れて、物事を考える余裕すらなくしている。 がむしゃらに働いてきたのは戦後世代だとお叱りを受けるかもしれない。でも、あの時代の主人公たちのように目を輝かせて ”さあ、がんばろう” という気持ちにならないその理由は、世の中の仕組みというものが、私たちにもすこ~し見えてきたからではないだろうか。

豊かさのかげには誰かの犠牲がある、ということがうすうすわかってきた。

例えば、福島第一原発がギリギリのところで崩壊を免れているのは、第8次下請けとか第9次下請けとかで集まった人たちのおかげ。 

安い賃金で便利使いされる「派遣社員」のおかげで成り立っている輸出産業。 (その輸出産業は、円高になれば為替介入してもらえる、そのお金って誰のもの?)

世界を見てみると・・・ アフリカやアジアから列強が搾取した帝国主義の時代のようにわかりやすくはないけれども、やはり今でも、シマウマの国とライオンの国が存在する。

        

街を歩いた。

病院や介護施設やパチンコ店など立派な施設が目につく一方で、裏通りにはいると、家族経営のパン屋さんがひっそりと店じまいの張り紙を出していた。

普通にがんばっても店を継続できないなんて、おかしくないだろうか。

私を犠牲にして誰かが豊かになる社会を望まない。

誰かを犠牲にして私が豊かになるのも、望まない。

シマウマになるのも、シマウマの役を誰かに押しつけるのも、ナシの社会を考えたい。


お金を考える(3)

2012年05月09日 | 日記・エッセイ・コラム

お金って面白いね。

商売をしている場合で、平成23年分の税金として100万円払ったとしよう。 

ちょうど半年経った頃に『予定納税で~す』という知らせがきて、前年の半分の50万円を前払いしてくださいと書いてある。 もちろん、今年、24年が終わったら帳簿を計算して、その税額から予定納税で支払った分は差引かれるので、年間を考えると損得なし。

けれども、このシステム、実にうまいなあ~と思うのです。

予定納税で50万円支払うのは気軽だもんね。 なぜか、税金を払っているという重い気持ちにならない。 そして、年末に税金を払うときには、「一度にこんなに支払えないよ、あの時予定納税していてよかった」 という感謝の気分にさえなる。 

お財布から直接支払うときには高いとか安いとか色々考えるのに、お金を支払うタイミングが少しずれるだけで、こうも気持ちが変わっている。 やはり、お金って面白いな~。

こんな、人の心理を読んだ、ものすごいお金の回収システムを思いつかないかなあ~。

いやいや。  どう考えても 私って そのシステムに乗せられる方でした・・・


台所哲学

2012年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

小ネギを小口切りにしているときに考えた。

こんなに輪切りに刻まれて、小ネギは痛くないのだろうか・・・

そもそも、小ネギ君、もう死んでる? 死体だったら痛くはないよね、ひと安心だ。 でも、まだ生きているのだったら、痛覚とかあるのかな、痛み感じるのかな?

人間の死自体がよくわかっていないのに、小ネギの死を考えても詮無いことかもしれないね。 この問題は頭のすみに置いといて、今できることは、こころから感謝しておいしく食べること、そのためには、腕によりをかけておいしいお味噌汁をつくりましょう。


GWおわって・・

2012年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

ゴールデンウィークが終わってしまった。

旅行に行くでもなし。 

愛犬の散歩と家の手入れと読書三昧で終わってしまった。

全国的には大雨あり突風ありの荒れ模様の地域もあったが、こちらはGW中、本当に穏やかな休みだった。

家の手入れについて。 リビングの模様替えとワックス、窓ふきをする。 庭のフキをとり佃煮にする。

読書について。 加藤陽子さん、岩本沙弓さんの本を中心に読む。近代日本の戦争及びとマネーという難解な問題を、とても分かりやすく書いてあった。 

        

4月28日に初ホタル発見、 昨日は満月・・・

この穏やかさ、いつまでも続いてほしいと願っている。


育児教室と母の日記

2012年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム

育児に役立ったもの。

◎ 市政だよりでみつけた育児教室に参加したこと。 講師の先生が若い男性だった、保育園の先生だったかなあ。 その先生の言葉。 「自分が子供のときのことを思い出してください。 自分がイヤだと思ったことは、お子さんに対してしないほうがよいですよ」

最初の子供で、悪戦苦闘、精神的余裕がないときだっただけに、自分のことを振り返ることができてよかった。 子供のころの気持ちをすっかり忘れていたけれども、子供目線で考えることを教えてもらって本当によかった。 

        

◎母の育児日記。 私が生まれてからの育児日記を、結婚したときに母からもたせられた。 すっかり忘れていたが、自分が母となってから読んだ。 そこには、母の正直な気持ちが綴られていた。 何でもテキパキとこなすあの母でも、育児の苦労で弱音を吐くこともあるんだ、と思うと気持ちがすっかり軽くなった。

        

その子供も17歳になった。