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つまがリズム

きままな、ひとりごと

波動の報告書~足立育朗の世界~ を読んでメモ

2024年06月11日 | 読書感想
2024年6月11日

波動の報告書~足立育朗の世界~
  小林正観 著
  ㈱弘園社 発行
  1996年6月28日 初版
を、読んでメモ



この本は、足立育朗さん(もともとは建築士)が独特の波動論をみつけた、その話を
小林正観さんが本にしたもの。
育朗さんには、幸子さんという妹がいて協力を得ていた。

  
       ↑ 現代考えられている「原子」のイメージ図                               ↑ 足立さんの「原子」のイメージ図 

①足立さんは「直観やひらめきは、どこから来るのか」とふと思った。

②宇宙に情報が飛び交っている。それを、道具を使わずに人間がキャッチできるようだ。
      (様々な波動が飛び交っている)
  ・物質波(重力波) ←ただし現代科学では理論上はあるが検出されていない
  ・電磁波 ←人は、この一部を電波として使用している
  ・磁気波

③TVとラジオでは、発信と受信をしている。
  ※チューナーをある数に合わせると、その周波数の電波をだす(発信する)
   発信した電波が空中をとんでいる無数の電波の内、同じ周波数の電波をとらえ、
   それが音になったり映像になったりしている(受信)
   つまり、呼び水として発信しているのでは?

④③から考えて人間も同じでは?
  (発信) 深くテーマを意識する
  (受信) 知りたいことについての情報をのせて飛んでくる波動に共振・共鳴し、
      脳の中に直観やひらめきという形で入ってくる

        

あなたの体は9割が細菌、を読んでメモ

2024年06月09日 | 読書感想
2024年6月9日㈰

あなたの体は9割が細菌
アランナ・コリン 著
矢野 真知子 訳
㈱河出書房新社 発行
2020年12月20日 初版発行
を、読んでメモ
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プロローグ 回復はしたけれど
序 章 人体の90%は微生物でできている
     ・私たちは微生物と共に進化した
     ・人体は微生物生態系に満ちている
第1章 21世紀の病気
     ・健康向上に寄与した4つのイノベーション
       (予防接種/医療現場への衛生概念の導入/公衆衛生対策/ペニシリンの発見)
     ・ヒトにとって「ふつう」でない事の急増
     ・21世紀病を疫学的に問うてみる
第2章 あらゆる病気は腸からはじまる
     ・カロリー計算では体重コントロールはできない
     ・微生物が引き起こす消化器系のトラブル
     ・エネルギーをどう吸収するか
     ・エネルギーをどう貯蔵するか
第3章 心を操る微生物
     ・遅発性自閉症のきっかけ
     ・腸と脳はつながっている
     ・微生物が出す化学物質が信号になる
     ・探査脂肪酸の役割
第4章 利己的な微生物
     ・アレルギーを説明する「衛生仮説」の不備
     ・ホロゲノム進化論
     ・「旧友仮設」に書き換える
     ・腸の透過性が上がるという現象
第5章 微生物世界の果てしなき戦い
     ・無数の命を救ってきた薬
     ・抗生物質が微生物集団の攻勢を変える
     ・抗菌剤入り製品への懸念
第6章 あなたは あなたの微生物が食べたものでできている
     ・栄養摂取の複雑なプロセス
     ・微生物に必要な餌をやり忘れていないか
     ・食物不耐症の謎
第7章 産声を上げたときから
     ・産道にいる微生物
     ・母乳の中にいる微生物
     ・マイクロバイオームの驚くべき順応性
第8章 微生物生態系を修復する
     ・微生物は補助食品として補充できるか
     ・他人の糞便を分けてもらう
     ・理想のドナーを求めて
終 章 21世紀の健康
     ・社会としての姿勢を変える
     ・個人としての姿勢を変える
エピローグ 100%の世話をする
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あなたの体のうち、ヒトの部分は10%しかない。
あなたが「自分の体」と呼んでいる容器を構成している細胞1個につき、
そこに乗っかかっているヒッチハイカーの細胞は9個ある。
あなたという存在には、血と肉と筋肉と、骨、脳と皮膚だけでなく、
細菌と菌類が含まれている。
あなたの体はあなたのものである以上に、微生物のものでもあるのだ。
微生物は、腸管内だけで100兆個存在し、海のサンゴ礁のように生態系をつくっている。
およそ4000種の微生物がそれぞれ独自の生息地を開拓し、長さ1.5メートルの大腸表皮を覆うひだに
隠れるようにして暮らしている。
あなたは、生まれた日から死ぬ日まで、アフリカゾウ5頭分の重量に匹敵する微生物の「宿主」となる。
微生物はあなたの皮膚の上にもいる。あなたの指先には、イギリス人の人口を上回る数の微生物が付着している。
         

保守主義とは何か を読んでメモ

2024年06月08日 | 読書感想
2024年6月8日(土)

保守主義とは何か
 宇野重規 著
中公新書 
2016年6月18日発行 を読んでメモ





18世紀後半  エドマンド・バーグ(1729~1797)    ←フランス革命と闘う
        ・(生) アイルランド
        ・英国の下院議員として活躍した
        ・フランス革命を批判
        ・「保守思想の父」ともいわれる

20世紀    T・S・エリオット(1888~1965)     ←社会主義と闘う
        ・(生) 米国
        ・詩人、文芸評論家
        ・イギリスで活躍した文人
        ・伝統と進歩の二項対立

       フリードリヒ・ハイエク(1899~1992)   ←社会主義と闘う
        ・(生)オーストリア
        ・英国や米国で活躍した経済学者
        ・経済の面からの自由主義
 
       マイケル・オークショット(1901~1990)  ←社会主義と闘う
        ・(生)英国
        ・英国の哲学者、政治哲学者
        ・「人類の会話」というヴィジョン
     

アメリカ保守主義について                ←大きな政府と闘う
       アメリカの「伝統主義」
         ・宗教化
         ・反知性主義(地位も学歴もないが、生活に根ざした健全な判断力をもつ普通の人々の思想)

       リバタリアン
         ・ミルトン・フリードマン・・・経済的リバタリアリズム
         ・ロバート・ノージック・・・・個人の人権や自然権を重視する、いわば、倫理的リバタリアリズム

       ネオコン(新保守主義)
          ・東欧から移民したユダヤ系2世であり、ソ連に対して独特な警戒感を持っていた。
          ・イデオロギー対立の時代は終わり、今後は、専門家集団による合理的な社会運営を目指すべきと考える。

        


   
       

  



サアラさんの本3冊読んでメモ

2024年05月24日 | 読書感想
2024年5月23日(金)

サアラさんの本3冊読んでメモ



空なる叡智
 サアラ  著
 ㈱ ヒカルランド出版
 2014年12月31日 初版発行
第1章 世界最初の神秘学校「サーペント(大蛇)ブラザーフッド」の理想
第2章 地球進化の為に活躍しているソロモン王の真実
第3章 進化を拒んだ意識の低いETたちの地球支配権をめぐる戦い
第4章 イエスが地球に生まれた目的/地球外生命として霊的な智恵を持つ魂
第5章 宇宙全体が大きなサイクルを終えて新しい次元に突入しようとしています!
第6章 地球のカルマとは? マザーアースが静かに語ってくれたこと


「あの世」の本当のしくみ
 サアラ/池川明 著
 ㈱大和出版
 2017年10月31日 初版発行
第1条 幽界に閉じ込められてきた私たちの魂
第2条 肉体は死んでも魂はしなない
第3条 あの世はどうなっているのか
第4条 輪廻がこんな問題をもたらしている
第5条 なぜ、この世に生まれてきたのか
第6条 幸せになるために、今、私たちがすべきこと
(メモ)
 (×)輪廻転生
 (○)「輪廻」と「転生」 (輪廻はグルグル回って魂がくたびれる。転生は、魂が記憶をもったままピカピカになって生まれてくる)


「魂」の本当の目的
 サアラ/池川明 著
 ㈱大和出版
 2018年6月30日 初版発行
第1章 サアラ ~宇宙人の記憶をもって生まれた私
第2章 マスターソウル ~この意識体から魂は目的をもってやってくる
第3章 魂 ~あなたの成長が地球を進化させる
第4章 地球 ~あなたがこの時代にここに生まれてきたワケ
第5章 新しい価値観 ~この宇宙の一員として生きる
(メモ)
 魂の目的
 (△) 平安・安定
 (○) ワクワク、進歩、変化


リベラルに支配されたアメリカの末路、を読んでメモ

2024年05月22日 | 読書感想
2024年5月21日(火)

リベラルに支配されたアメリカの末路、を読んでメモ
 ジェイソン・モーガン 著
 ㈱ワニブックス 発行
 2018年2月25日 初版発行
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①フランクリン・ルーズベルト派は、リベラル
  ※共産党主義者が連邦政府の隅々までいきわたっていた。

②第二次世界大戦が終わると、一部の良識あるアメリカ人(保守派)は、
 アメリカにとって本当の敵は日本ではなくソ連や中国であり、
 グローバルな共産主義であることに気が付いた。

 朝鮮戦争当時、アメリカの保守派はリベラル派への攻撃を試みたが、
 その戦いは引き分けに終わった。

③ベトナム戦争当時
 ソ連の脅威を否定できなくなって、リベラル派は、大勢がネオコン(新保守)に転向した。
 リベラル派は、連邦政府から追い払われて、教育機関、新聞社、マスコミ、各種機関、
 宗教団体、非政府組織などに入り込んだ。
 彼らは、ベトナム戦争の帰還兵へのバッシングも行った。

④まとめ
 かつて、ソ連の脅威におびえていたのはアメリカの保守派である。
 しかし、現在、ロシアの脅威におびえているのはアメリカのリベラル派だ。
 リベラル派はいつも間違っている。
 そして、リベラル派は、自分の間違いを認めるのではなく、ロシアを犯人にしている。

⑤トランプ政権が誕生するまで、アメリカの連邦政府を支配していたのはリベラル派。
 本来、リベラル派に対抗すべき共和党も、裏では民主党につながっていた。
 アメリカ政府を動かしているのは、ディープ・ステイトである。
 FBI、CIA、NSA(国家安全保障局)、EPA(環境保護庁)、IRS(内国歳入庁)、
 DoD(国防総省)など。

⑥リベラル派のスローガン
 オバマ大統領が二度目の選挙を戦っていた時のリベラル派のスローガンは、
 「国民が一つになって行動できるのは、政府ぐらいのものだ」
 
 これは「国家主義」である。
 国家主義は、政府だけを重要視して、政府以外の活動をできるだけ潰そうとしてい

⑦リベラル派は、気に入らないとすぐ「ファシズム」という言葉で攻撃する。
しかし、ファシズムという言葉は、ロシアでボルシェヴィズムが誕生するまで使われていなかった。
帝国主義の傾向が極めて強い共産主義の一派、ボルシェヴィズムに対抗する抵抗として
イタリアの独裁者ムッソリーニが用いた。
これに対してコミンテルンが、イタリア、ドイツを「ファシスト」と呼ぶようになって、
日本までそこに含まれてしまった。

⑧アメリカの大都市などには北部軍に開放された奴隷の子孫が大勢住んでいるが
彼らは政府の支援によって家賃もタダ、生活費もタダ、仕事もしなくてよいという待遇を受けている。
その代わり2年に一度、政治家がやってきて「もう少し面倒をみてあげるからちゃんと投票するように」
と言い残して去ってゆく。
これでは、票のために生かされている奴隷のようなものだ。
このように、隣で苦しんでいる人がいる現実を無視して、一方で、社会全体を救おうとする動きは
まさに国家主義の特徴である。
例えば、目の前で苦しんでいる病人を救おうとする医者は愛国者。
「世界の健康」という極めて抽象的で曖昧な目的のため、税率を上げ、
その一部を自分のポケットに入れる政治家は国家主義、といえる。