みちさんの腸の検査、入り口にカメラが入らないくらいの腫瘍があり、盲腸のあたりの腫瘍の検査できず。
その為に腸閉塞(イレウス)になりかけており、絶食。
人口肛門を付けなくてはいけなくなりました。
痛みはちゃんとコントロールしてくれてご飯も少しずつ食べられるようになった矢先のこと。
婦人科の先生からの説明、次の日は外科の先生からの説明。
婦人科の先生も上手だったけど、本当に分かりやすかった。
「検査はできてないけど今の状態はほぼ間違いなく腫瘍だとは思いますが、きちんとした診断をつけるため、ご飯を食べられる身体にして抗がん剤をするのかどうかを決めるためにこの手術は必要です。大腸がんの場合、今、骨にも転移してる状態で、抗がん剤を使わなかった場合、余命は6から9ヶ月、使った場合は2年から3年と言われていますが、だからと言って必ずその期間しかない訳じゃない。僕たちは婦人科、消化器外科、腫瘍内科、緩和ケアのみんなであなたを診ていきます。」
「2、3年かぁ……。はっきりして良かったぁ……」
みちさん、まぁちゃん、大将、みんな泣いてる。
あたしは泣かないよう、マスクの中で血が出るくらい唇噛んだ。
そして、静かな中でちょっと大きな声出した。
「何それ???
3年で終わりじゃないよ?これで死ぬ、じゃないよ?もっと先は長いんだ。もっと楽しむために今、よ。」
「そうだね、033。また美味しいもの食べたい……。」
「!!!そうよっ!食べたいって言えるようになっただけ凄いじゃん!!!まだまだ9年も10年もあるかもしれないんだ!」
「そうだね。お腹すいたもん。美味しいもの食べたい。もう一回、元気になりたい。」
「食べられるようになります。」
「先生、本当ー?もう一回元気になりたい。」
木曜日に手術することになりました。
もう一回とは言わず、元気になろう。
いっぱい美味しいもの食べよう。
いっぱい旅行もしよう。
それまでは毒はきながら、
あなた達の前で絶対、泣かない。
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