バイトから帰ってきたゆうバクダンに意を決して聞いた。
「ゆう?あんた、ママに言わなくちゃいけないことない?」
「???…ない…」
「ないことはないだろ?」
「……。」
「まぁちゃんに聞いたんだけど。」
「あぁー。へへ…」
「あんた、彼氏出来たの?」
「うんー。」
「パパに似てたからまぁちゃん驚いたって。」
「まぁ…そうかもーへへ。」
「専門学校ってどこ?」
「いや、大阪の専門学校行くって言ってるけど、まだ…」
「はぁ?何の???」
「え…音楽…」
「はぁっ?そんでまだ行ってなくて何してるんだ???」
ってピキッてした所で
「ママー、明日オレさぁー明日ねぇー」
間の悪いこうバクダンの襲来。
ゆう、ピャッと部屋へ帰ってしまった。
追い掛けてって根掘り葉掘りボンもできず、そのまま…。
今日もさっきバイトから帰ってきて風呂に入ってるので、今晩こそ根掘り…くらいに聞きたい。
ナンならツレは音楽専門学校行ってプロでやってたヤツだから絞め方を教えてもらおう。
オラオラー。
ハハは戦闘態勢だ。