褒めよ伸ばせよ。

　こころとラブリーかなとが遊びに来てみんなでニンニン！


　かーわいくって仕方ないし。お話しも上手になってる。

　こっちの言う事はちゃんと分かってる。


　「そっかぁ！えらいねぇ！お利口だねぇ！」


　っとみんなでヘロヘロ。



　帰って、ふと考えた。



　あたしはいつ最後にバクダンたちを褒めたか。



　テストを持って帰ってきても


　「習ってるんだから１００点で当たり前。」

　「なーんでこんなの間違うの！ツメが甘いっ！！！」



　剣道の試合でも、


　「あれは何の為の空振り？」

　「１本じゃなくって２本取って次に回さんかいっ！！！」



　だって、「やるじゃん！」って言おうモンなら「オレ強いしっ！！！」って平気で言い出す始末だし。



　よく褒めて育てろ、と言う。


　そりゃあ分かるし、そう思って育ててきた。



　できなかった事ができるようになる事は十分に褒めてあげられる。


　でも、最近は“できるハズ”の事ができなかったら・・・そのままストレートに突き付けてしまう。



　できるハズ、ってのが、いけないのか？

　でも、ちゃんと見たら全然できる問題、忘れ物、試合・・・。



　どうしてくれよう・・・。



　あたしの考え方から変えなくちゃいけないのか・・・？


　


　・・・。褒めてやれるならこっちこそ褒めたいっ！！！


　この年になったら褒められる事もないから、
　　たまーに褒められたらテへ・・・って照れながらも嬉しいのは分かってる。

　　
　しかも、あたしだって怒ってやろうと思って怒ってる訳じゃないっ！！！


　怒るこっちもストレスじゃい！



　むむぅ・・・。



　さぁ、どうしたものか・・・。ヤホーか・・・？




　いい所を探そう。・・・あるかな・・・？？？無いハズは・・・ない・・・。


　あるハズ・・・。


　
　普段は褒めないママが褒めたらバクダン達、具合を悪くする、
　　　　もしくは「ママがおかしくなった。もう死ぬのか？」とコソコソ真剣に話し合うんじゃあないだろうか。



　徐々に小出しに褒めていこう・・・。


　あるかな・・・？あるハズ・・・。



　片付けろやぁぁぁぁっ！！！さっさとメシ食えっ！！！フロ入れっ！！！！！



　バクハツしないように先にここで言っておこうっと・・・。