くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

AA、GAのミーティングについて

2016-11-21 06:45:22 | 日記





(-_-)チーン。。。。。


ブログ編集してたら、以前に苦労して書いた記事を間違って2つか3つ消してしまった。。。

はぁ。。。



仕方がない、書き直そう(-_-;)

以前にも見ていただいた方。ほとんど
同じ内容ですので御了承下さいm(__)m






ちぃ~暴といいます。



変な名前です。



私が入院中だった時に、同じ病棟の患者仲間の人が名付けてくれました。



………でも これから自分自身のアルコール依存症とギャンブル依存症からの回復に向けて、私が「底つき」を経験したあの頃のことをいつまでも忘れない為にも、この名前がいいかな…と思ってこのハンネ使わせてもらっています。






私は約3ヶ月間精神科病棟に入院していました。

病名は 「鬱症状」 「アルコール依存症」 「肝硬変」


…………退院後の現在は定期的に行われている自助グループ、または相互グループとよばれているグループのミーティングに出席しています。

今日はこのグループについて少しお話をさせていただければと思います。



AAはアルコホーリクス・アノニマス。GAはギャンブラーズ・アノニマス。を略した名称の自助グループ(相互グループ)です。

このグループは全国各地にあります。





知人や主治医の薦めもあり行ってみることにしましたが、正直はじめは 「なにそのグループ? 宗教? なんかカルト的な集まり? 」………みたいな偏見をすごくもって出席していたことを今でも覚えています。




このグループのミーティングでは「言いっぱなし、聞きっぱなし 」………といわれているスタイルで進行していきます。


その日会場に集まったメンバーが順番に、自分のアルコールやギャンブルに関する自分が末期だった頃のエピソード。または今感じていることなどを話し、他の人たちに聞いてもらう………というような感じです。

なお このミーティングはディスカッション(議論などの)形式ではないので、当事者本人が自分のことを語る上では他の誰からも意見や指摘を受けることもありません。


自分の順番が回ってきた時に、本人がなにも話したくない場合にはパスすることもできます。



私もミーティングに行き始めて間もない頃には、自分の順番が回ってくると何を話していいのか分からず、自分自身の話なのに、途中からなにを話しているのか解らなくなり支離滅裂な
事ばかり言っていたような気がします。(いまだにそうなのかもしれないけど💦)



またこのグループはアノニマス(アノニミティ)『無名の』……という意味ですが、匿名であることを大事にしているグループですので、本名を名乗りたくない場合は言う必要はありません。
(私も匿名を使っています)




私の通っているグループでのミーティングは週に1度開かれていますが、その日集まるメンバーも様々です。
…………ある人はミーティングが行われている会場まで足を運ぶのも困難に見えてしまうような障害を持つ人が居たり、仕事帰りのサラリーマン。ビジネススーツをビシッと着こなしていて、「どこが悪いの? この人?」 ………と思えてしまうような人もいたりします。




ミーティングや運営自体は会費制ではなく、各メンバーの献金によって成り立っています。料金を払う必要もありません。
会場に入ると大体メンバーがインスタントコーヒーと紙コップ。ポットなどを用意してくれてあります。(無い会場もあるのかなぁ………???)
私はそこで頂いているコーヒー代ぐらいは献金してきています☕。




そんな年齢や性別、学歴や職歴なども様々、暮らしている環境も違う人達の集まりですが、私や彼等にはたった一つだけ共通することがあります。




それは「この先……酒(アルコール)やスロット(他のギャンブル含む)をすることなく生きて行きたいと願う人たち」……であるということです。


まだ私の場合このミーティングには通い出してから日が浅く、ミーティングの本当の魅力などは解っていないのかもしれません。でもミーティングが終わりウチに帰ってきた後には 少しだけイロイロなことが前向きに考えられているような気がします。




それと





普通の方(健常者の方)からすると……

「なんでそんなことをしてまで、そんな場所まで行かなくてはやめられないの???」

……と思われると思います。



実は私もそう思っていました、ずーっと。


私も今回の入院を経験する前までは、やめてみようか…などと考えてみたこともなく「酒なんか止めようと思えばいつでもやめられるさ オレ様は~( ̄ー ̄) 」などと考えて今まで生きてきました。




しかし私のように医師から「あなたは○○依存症ですね。」………と診断されてしまう程の域まで行ってしまうと、これから先 自分ひとりの意思の力だけでは これから先やめ続けていくということは現実的には難しいようです。



酒を飲んだ時のなんとも言えない高揚感(酒に対する物質的依存)。 またはギャンブルでのありえないような快勝をしていた時の行動(行為的依存)を自分の脳ミソに一旦でも保存してしまうと、パソコンやスマホのデータのように簡単には削除することなどできず、自分で消したくても消すことができなくなってしまうようです。

困ったものです(-_-;)(冒頭に書いた出来事のように間違ってでも消してしまえればいいのに)



ミーティングで自らの話をすることや、人の話を聞くことにより 以前の狂っていた頃の自分の姿を思い出すこと。 そして同じような経験を持つ人との「共感」を持つということが回復に向けての一つのキモのようです。


その「共感」を分かち合える場所ということに関しては、やはりアルコールの問題を持っている人はAAや断酒会の会場へ。
ギャンブルの問題に関してはGA会場へ。

というように分けて会場へ行かないと、なかなか自分と同じ問題を分かち合うことはできません。

私のように2つの依存症を持つ場合(クロスアディクション)は、どちらかの一つのアディクション(嗜癖)からの回復をめざしていったほうが、良いようです。


私の場合ですが、回復を目指そうと思い始めたばかりの頃は、なにかとすべてのことに対して、妙に気分がハイテンションでいて、「どっちも一気に回復してみせる!」
………などと思いがちでした。しかしいくらグループに繋がり回復を目指していても、長く続けていくことができなければ本末転倒です。


何事も無理は禁物です。
ですが、自分が通いだしてみて、「いいかも」………と思えるようなミーティングでしたら継続して通ってみるのもアリではないかと思います。
継続は力なり とも言いますしね。






そんなミーティングですが…依存症になり自助グループに通うようになったことも私にとっては悪いことばかりではありません。


もちろん酒やギャンブルをやめて生きていく為にミーティングに通っているのもありますが、私にはもうひとつこの自助グループ(相互グループ)のミーティングに通ってみようと思った理由があります。




もうひとつの理由………

については、またの機会にでもお話したいと思います。







『なんだよ、もったいぶってんじゃね~よ~💢』


……………と思われた方、すみませんm(__)m




AA、GAの会場一覧をリンクしておきます


AAミーティング会場一覧




全国の会場/地区選択-GA日本ホームページ


※初めての方は各会場のスケジュールをご確認の上ご来場下さい。


侠飯

2016-11-19 16:01:08 | 日記


飯にするか………………( ̄ー ̄)





男の独り暮らし……
なにかとスーパーの惣菜で済ませがちな私。




だいたい一日に2食ぐらいしか食べてはいないけど、退院後は栄養バランスには少しは気を遣うようになりました。(病院の栄養士の方に気をつけるように言われているため。)



寒くなってきたここ最近、私的 簡単メニューはやはり 『鍋』です。


一人鍋。



今日は『オレ流 鍋シチュー』をご紹介させていただきます。




まず材料は

…………
…………
適当です。

…………
…………
その日スーパーへ行き、気になったものなどを適当に入れてます。

…………
…………
今日は鶏もも肉、ブロッコリー、玉ねぎ、じゃがいも、人参、しめじ。
(まぁ普通です)


…………
…………
具材をカットしたら、全部を土鍋にぶちこみます。
「 入れすぎだろ、これ(゜ロ゜))」 (まぁ、この辺も適当です💧)


…………
…………
ぶちこんだ具材を軽く炒めます。
(焦げないように。苦労しました💧)

……………
……………
軽く炒めたら水を入れ、土鍋に蓋をし沸騰するまで待ちます。

……………
……………
待っている間に「新聞紙とバスタオル」を用意して敷いておきます。 (注意:この上に熱い鍋を置くので、床下が焦げたりしないような場所で) (私は焦がした経験あり)


…………
…………
鍋が沸騰してきたら灰汁を取り、私の場合はルウを この時点で入れてしまいます。

かき混ぜルウが具材に絡んだら、蓋をして先程用意しておいた新聞紙とタオルで鍋を包み込みます。



……………
……………
……………
……………


この状態で一時間ほど放置します。

……………
……………
……………

開けてみます。






いい感じです。


………………
………………
………………
仕上げに牛乳を入れてから少し温めます。



シュールだ(-_-)💧…………


…………………
…………………
…………………

完成です。





…………………………… この方法だとガス代の節約にもなりますし、通常だと火が通りづらいジャガイモや人参などもしっかりと中までホクホクになってます。

しかもブロッコリーなどの煮崩れも抑えられます。


………………
………………
………………


最後まで観ていただき、ありがとうございましたm(__)m


………………
………………



それでは、いただきます🍴🙏








それにしても



作りすぎた💦💦





当分…シチュー漬けだな、こりゃ( ̄ー ̄)

ま、いっか

通院日11月16日(水)

2016-11-16 23:44:37 | 日記
昨日は通院日だったので病院へ行ってきました。

現在私が定期的に通っているのは精神科外来。先生との診察は約5分~10分程度でおわります💧

いまのところ先生に私からはあまり話はないので大体こんな感じです↓



「どうですか○○さん最近は?」……と先生。





「相変わらず夜なかなか眠れません」……と私。




「そうですか。それはいけませんねー。
じゃまた同じ薬を出しておきますね。」
………と先生。
「………
…………


少しの沈黙のあと先生は………………
……………
……………



じゃ、 「また次回ということで」









……………って、『終わりかよ💧』

………と突っ込みの一つも入れたくなってしまうところですが、小心者の私には言うことができません。

因みにこの診察を受けるために現在は二週間に一度ですが、徒歩と電車で片道約一時間ぐらいかけて通院しております。



まぁ医師不足な世の中ですし、時短も必用な時代なのは理解しているつもりですが、もう少しこれからの回復に向けてのアドバイスなどが欲しい今日この頃……………

でも、メンタルにおいてはあまり優秀すぎる先生に診てもらっていると、頼りすぎてしまって本人の回復には妨げになる………みたいなことを書いてある人もいたような。
。。
微妙な感じです。






私の通っている病院にはOT(Occupational Therapy)という「こころの作業療法」とも言えるリハビリテーション施設があります。


………診察が終わり、薬をもらってから
まだ時間もあったので そのOTへ顔を出してきました。


ここでは 各個人で集中力をあげていくリハビリ(パソコン、パズル、木工、ストレッチ、手芸)などや、グループでの協調性を養っていくようなリハビリ(園芸、料理)があったりします。

私も入院中には同じ病棟の入院患者だった方に教えてもらいながら手鞠を作ったりしていました。

………アルコール依存症になり、入院することがなければ、………多分手芸など一生することなど無かったであろうと思います(笑)💧私が入院中に作った手鞠↓






この手鞠作りを教えてくれた師匠も私と同じくアルコール依存症で入院していましたが、無事退院していきました。




が、




「しかし、」現在またそのお方は入院していました。昨日このOTで面会してきました。


驚くべきことに、他にも「今回で3回目の入院だよ。」
とか「いやいや、オレは5回ぐらいかな」

…………とか平気でいっている人たちがざらにいるので、たまげます。

この病気の根深さを感じずにはいられません。

………………
………………
………………
酒を止めようと思ってもやめられなくて、再飲酒→また入院する人。

この先も酒を止めようとは全然考えていないけれども、とりあえず身体を休める為に一時的に療養している人。

…………同じ病気を抱えていても、一人一人それぞれの環境、考え方は様々です。



どれが正解だとか、不正解とか、もしかしたらそんなものはないのかもしれません。。。




そんなことを考えながら 帰路へ向かって歩いてきました




今日もいい天気です☀

買い出し

2016-11-14 15:44:02 | 日記

昨日の夕方に近所のスーパーに買い出しに出かけました。

日曜日の夕方でした。

いつもはどことなく気分もくもりがちな私ですが、この日の外の天気は快晴☀
その天気につられるように布団を干して掃除をしたりしてスッキリした気分で買い物へ出かけました。



近所のスーパーは人気も高く、日曜ともなるとかなり離れた場所に住んでいる方々なども買い出しにきていたりします。



カートに買い物かごを乗せ入店してみると、いままでに見たこともないような混雑ぶり………………



時刻は夕方の4時頃


5~6台ぐらいあるレジ回りを見てみると 軽く20人ぐらいは並んでいたでしょうか。




………………やめようかな。

またあとで夜くればいいや。。。





一瞬そんな考えが頭をよぎりましたが、すでに私の買い物かごには 客が自ら詰めるバイキング形式で売られている惣菜のフライものを入れてしまっていたので、引き返せなくなってしまっていました。





しかたない……いくか……


………と覚悟をきめ







「ATフィールド全開!! 」
で突入。




少し動いただけで、すれ違い様に他の人とカートが当たる。菓子コーナーにいけば親子連れが陣取っていて通り抜け出来ない。

しかもチョコらしき物をもって前を見ていないお子ちゃまが「ガンッ!」とか当たってくる。




行列のできているレジ回りでは 少しでも敵のバリアが少ない場所を探してみるが、どこのレジでも5人ぐらいづつの鉄壁とも言えるガードがなされていて、普段のようには簡単には突破することが出来ない。


……はぁ(-_-;)………………


買い物を終えて出口を出た頃には 午前中に済ませた家事以上にめちゃくちゃ疲れていた。。。





……………
……………
……………やっぱり買い出しは平日に限るな………… (-_-;)。

マザコン

2016-11-10 00:59:04 | 日記
ちぃ〜暴といいます。
自分ではまだ若いと思いつつも、もういい歳です。一般世間でいうとオヤジです。




しかし未だにマザコンです。




マザコン…とは言っても年がら年中「ママー、ママーさぁ」 …………とか言っている訳ではありません。
母を呼ぶときには私が中学生だった頃から「おふくろ」…と呼んでいます。



しかし未だに精神的には、多分中学生の頃から成長してはいないのだろうと今までを振り返ると思ってしまいます。



昔からお金に関しても私はだらしのない生活をしていました。

給料をもらってからの1週間ぐらいは仕事の帰りにスロ屋に寄る。
……まぁここまでなら まだ普通のサラリーマンの人たちでも珍しくはないと思います。



しかし私の場合は負けが混んでくると自分の生活費のことなど二の次で、勝っても負けても 自分が満足できるまで打ち続ける。。。



そんな毎日を送っていれば当然ですが生活費は足りなくなります。


そうするとどうなるか…………




『わりーんだけどさぁ……… 給料日には必ず返すから二万円…… いや、一万円でもいいから借してもらえないかなぁ〜 』 ………………と電話するわけですよ、 母に。







『いい加減にしてよ💢 いつもいつも💢 あんた歳いくつになると思ってるのよ〜 !!! 』
…………………と当然 母激怒。






それでも一日か二日ぐらい経つと、母は渋々ながらも借してくれました。 そのような事を今までの人生で数えきれないぐらいやってきました。





母と私は現在は離れて生活しておりますが、母も決して預貯金からザクザクとお金が出てくるような裕福な人ではありません。 昔から~70歳を過ぎた現在でもパート勤めで生活費を稼ぎながら生活をしている人です。



それを知っていながらも 私は自分が困ったときには 「おふくろならまた貸してくれるだろう……
預金はいくらあるのか知らないけれど まだ大丈夫だろう」 …………という狂った考えを繰り返してばかりいました。




そんな私ですが、少しだけ自己弁護をさせていただくと 前妻との間に子供ができ約3年間の結婚生活を送っていた時期には、母に金銭面では援助はしてもらわない生活を送っていた時期もありました。





しかし現在でも未だに私の頭の片隅には 「困ったときには母が助けてくれる」 …………という思いがまだあるのかもしれません。






AAやGAでは回復(成長)の為の12のステップという道具を使い、日々自分と向き合いながら生活を送っていきますが、
ですがその道具を使ったとしても、そんなにすぐに今までの染み着いてきた性格が劇的に変化するわけではないと私は思っています。



ステップ9は 埋め合わせ(償い)の行動ですが、
いまだに私はそんな母にも満足には埋め合わせができてはいません。




ビックブック(書籍アルコホーリクス、アノニマス)ではこういっています。


アルコール(ギャンブル)依存症は、他人の人生を巻き添えにして巻き上がる竜巻のようなものだ。 アルコール(ギャンブル)依存症者が酒(ギャンブル)さえやめればそれで十分だと言うとき、私たちはなんて思いやりに欠けた言葉かと思う。竜巻のあと避難用の地下室から出てきた農民が、自分の家がめちゃめちゃになっているのに、「無事でよかったなぁ、母ちゃん。竜巻がやんだんだから」と言っているようなものだ。
『そう、まさしく私たちの前途には長い再建の道のりがある。』



………………と書かれています。

私自身はまだ酒とギャンブルを止めてからまだ半年とチョットしか経っていません。

母に対してだけではなく、さまざまな迷惑をかけた人への埋め合わせ(償い)をしつつ、再建の道のりは始まったばかりです。

自虐的なネタばかりで自分で書いていながらウンザリしますが、今はそんな自分自身を客観的に見れるようになっただけでも回復(成長)できたかな?




『第一のことは第一に
自分がいきて、他人も生かせ
気楽にやろう』

アルコホーリクス、アノニマス
第九章 家族 その後 。 より引用