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エンタテイメントを見つめたい

エンタテイメントな日々を考えます。

USENが頑張ってます

2005年04月20日 | デジタルコンテンツ
 USENが民放と提携交渉、ネット配信前提に番組作り提案。世間を騒がしているライブドアや楽天の影にかくれ低い知名度に甘んじていたUSENが浮上してきた。

USENは民放と組み、ブロードバンド配信も念頭に置いたテレビ番組作りを提案している。ネット利用まで含めて契約すれば、権利者にとっても新たなビジネスチャンスとなる。

 既存のテレビ番組をネット配信するための著作権処理は煩雑である。ならばネット配信用を前提に番組を作った方が合理的かもしれない。それに既存のテレビ番組と同じでは視聴者はわざわざテレビをやめてUSENの配信番組を見る必然性がないためUSENにとっては無意味だ。

 ネットと放送の融合と連呼していたライブドア。ライブドアはとにかく資本の論理で小が大を飲み込むことに邁進し提携なり統合なりその後の詳細な事業プランは考えていなかっただろうことはフジとの一連の騒動で明らかだ。この点がUSENとライブドアの「融合」の大きな違いだろうがこれはコンテンツ製作や著作権処理に関わる「深度」の違いでもある。USENは有線放送事業者として長く番組製作やコンテンツの配信を手掛けてきている。コンテンツ事業で非常に重要な権利者との繋がりもあり傘下には映画のギャガや音楽のエイベックスがある。この点でライブドアは非常に貧弱であることは否めない。だからフジテレビが必要だったのだが提携したのはいいが今後の事業でライブドアが主導権を握るのは難しいだろう。

 高画質・高音質になるデジタル放送への対抗など長期的に視聴者争奪戦は厳しいものとなるだろうがケーブルを通すために勝手に電柱を利用しNTTと騒動を起こしていた大阪有線時代の根性で是非乗りきってほしい。

一足お先に放送と通信の融合?

2005年03月27日 | デジタルコンテンツ
 USEN、500番組ネットで無料放送・CMなどで収益。もともと有線放送での番組や傘下にあるギャガが持つ映画などUSENのコンテンツは豊富にあると思われる。記事にもあるが今後はテレビ局の番組や独自コンテンツの配信がカギとなるだろう。

 でもUSENっていまいち目立たないというか注目されないというか。音楽配信したり最大級のブロードバンドサイトを運営してるのだけどあまり知れ渡っていないような。潜在的にはかなりのパワーを持ってると思うのだけどそれを上手く生かしきれていない感じがする。あーもったいない。

Podcastingを超えた?PSPcasting

2005年03月22日 | デジタルコンテンツ
 iPod の Pdocasting の上を行く(?)PSPcasting なるものがあるらしい。Podcasting すらしたことがない時代遅れの私の心配をさらに増幅させるものが出現したのだがこれでますます分けわからん。

 Vedeora で映像を集め PSP Video 9 でパソコンのビデオファイルを PSP用ビデオに変換して視聴可能にするらしい。iPod も PSP も持っていない私は脳内でいろいろと想像を駆け巡らせなければならないのだが分けわからん。

 iPod のような商品はウォークマンを世に送り出したソニーに創ってもらいたかったのだがこれでまき返しとなるのか。

次はアルファブロガーが選べ

2005年02月06日 | デジタルコンテンツ
 日本のアルファブロガーを探せなる発表があったので覗きに行ったのだが何だか肩透かしというか選出されたブログはほとんど既知のもので新鮮味が無いではないか、という考え方が間違いと分かったのはアルファブロガーの意味を知った後だった。簡単にいえば影響力のあるブログを書く人らしいのだが、ということはアルファブロガーに選出されたブロガーは既に人気と知名度が高いため新鮮味うんぬんの問題ではないのだ。逆にいえば「まあ、順当だね」くらいの感想しか湧かず特に面白いわけでもない(選出されたブログが面白くないという意味ではない)。

 それじゃ順当ではない新鮮で面白いブログはどうやって見つけれられるのかと思っていたら「輝く! 日本ブログ大賞 2005」というのがあった。それこそ無数にあるブログには物凄く面白いものが埋もれているはずなのでそういった掘り出し物が発見されれば嬉しいのだが、この類の選考会で問題となるのは誰が選ぶのかということだ。フツーの人がフツーに選んでもそれはそれでいいかもしれないが何だかなという結果になる可能性が高い。

 そこでさらに面白いブログ発掘を目指しアルファブロガーが選考委員の賞を催してもらいたい。公募して選出するもいいし彼らが愛読するブログの紹介でもいいだろう。どこの誰だか知らない人が勝手に選ぶより「アルファブロガーが選ぶ!」の方が遥かに期待できるし「信憑性」も高い。独自の色を持つ彼らがそれこそアルファブロガー並みの影響力があるブログを教えれくれれば読者として非常に嬉しいしそうやって「アルファブロガーの輪」が広がれば何だか楽しそうじゃないっすか。

利権対象としてのデジタルコンテンツ

2005年01月26日 | デジタルコンテンツ
 「デジタルコンテンツグランプリ」なる経済産業省が共催する賞の授賞式が行なわれたのだが同じような賞があったようなと思ったらそれは総務省の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/AMD Award」であった。おい、経産省と総務省の縦割りか、というかそれぞれを比較するとまったく同じ受賞者や受賞作品が多く選出されてるではないか。統一する気がまったくない事は容易に想像できるが、役人ってのは利権創造や縄張り争いが本当に好きなんだなぁとこんなところでも痛感させられてしまう。

 日本のアニメや音楽云々と国会で頻繁に取り上げられるようになっているが「コンテンツ族」なる新たな利権組織の出現や役人の食い物になるのも時間の問題かと思いはせます。