ネット文学賞に約4500作品。昨今は文学賞の新設ブームらしい。本屋さんの店員が主催するなと従来とは異なる視点での文学賞が特徴だが、これは芥川賞や直木賞といった密室で決定される従来型の権威大賞の反発にも見れる。権威に選ばれるだけが文学賞だという時代ではなくなってきているということかな。
電子書籍、45億円市場に ケータイ読書が急増。文章をモニターに映し出す本の体裁をした電子書籍リーダーは物凄く使いづらかったという経験があるため電子書籍にはある種のトラウマ的抵抗感がある。ケータイでニュースは読むが本を読む気にはなれない。ついてでに電子辞書については利便性は低いと思う。紙でも電子でも使いやすければ何でもいいのだけど個人的には今のところ電子媒体に慣れる気配はないな。
ハリポタ最新作の発売24時間の売り上げが米史上最高に。「発売開始以来の24時間に690万部」なのだが、2004年の日本でのベストセラーは「バカの壁」で376万部。しかも日本の出版部数のカウントって実売ではなくて出荷ベースじゃなかったっけ?
日本で1年間かけて最も売れた(出荷した)本の部数を24時間で抜き去るなんて世界ってすごいなぁ。
日本で1年間かけて最も売れた(出荷した)本の部数を24時間で抜き去るなんて世界ってすごいなぁ。
Amazonユーザーが選ぶ「今月の3冊」。本屋大賞も含め文学賞の新設が今ブームらしい。
直木賞などの従来の権威では満足できない人が増えてるのかもしれない。権威者が密室で決める賞というのは読者不在、すなわち読者の声が反映されていないなわけだから十分納得できるというわけではないだろう。何にしろ出版不況とわれて久しい業界だからこそ盛り上げのためにこのような祭事が必要なのかもしれないが。
直木賞などの従来の権威では満足できない人が増えてるのかもしれない。権威者が密室で決める賞というのは読者不在、すなわち読者の声が反映されていないなわけだから十分納得できるというわけではないだろう。何にしろ出版不況とわれて久しい業界だからこそ盛り上げのためにこのような祭事が必要なのかもしれないが。
実写よりわいせつ性低い…漫画本の「性描写」に罰金刑。表現物の性描写はどのような基準でわいせつとするのかは個人の感受性に大きく左右される。争点の出版物は「約82%が性描写で、女性を監禁したり、集団で暴行したりする内容」とあるので明らかにわいせつ物と思われるが、その割合が10パーセントで監禁、暴行の犯罪的描写がなければどうなるのかと考えるときりがないので寝ます。
ホモ雑誌「薔薇族」が復刊するというホモビジネス市場ってどんなものなんだろうか。テレビに出演するホモ嗜好の芸能人や一般人、性同一性障害特例法の施行など世の中が性についてオープンになってきた状況から推察するにホモビジネス市場は減少していないと思われる。
しかし薔薇族は市場の動向とは関係なく衰退に向かったようだ。80年代後半には発行部数3万部を誇っていたが去年の廃刊時は3,000だったので17、8年で一気に10分の一に激減したことになる。出版不況の原因はネットなどから無料の情報が得られるようになったからといわれている。それは特に音楽雑誌で顕著に表れており音楽情報はネットとフリーペーパーでほとんどのことはたりるのが現状で去年はザッピーの大型廃刊もあった。しかし薔薇族の激減具合から考えると出版不況とか無料情報云々というより単純に内容つまらなく雑誌自体が支持されなくなったのではないか。
新生薔薇族の編集長は以前と同じ人。72歳。昭和8年生まれの編集長がネットの活用とか若年層の獲得とかを考えられる人なのかが大変気になる。それともホモビジネス市場も高齢化をむかえているのか。そうであればホモ業界の三浦雄一郎として新たなスーパーニッチ市場を開拓できそうではある。
しかし薔薇族は市場の動向とは関係なく衰退に向かったようだ。80年代後半には発行部数3万部を誇っていたが去年の廃刊時は3,000だったので17、8年で一気に10分の一に激減したことになる。出版不況の原因はネットなどから無料の情報が得られるようになったからといわれている。それは特に音楽雑誌で顕著に表れており音楽情報はネットとフリーペーパーでほとんどのことはたりるのが現状で去年はザッピーの大型廃刊もあった。しかし薔薇族の激減具合から考えると出版不況とか無料情報云々というより単純に内容つまらなく雑誌自体が支持されなくなったのではないか。
新生薔薇族の編集長は以前と同じ人。72歳。昭和8年生まれの編集長がネットの活用とか若年層の獲得とかを考えられる人なのかが大変気になる。それともホモビジネス市場も高齢化をむかえているのか。そうであればホモ業界の三浦雄一郎として新たなスーパーニッチ市場を開拓できそうではある。
著作権法改正によって今月1日からCDなどに適用されている貸与権が出版物にも認められるようになっが、使用料やレンタル禁止期間といった肝心なことがまだまったく決まっていない。特に問題とされているのは著作権者側が提示する使用料。その提示内容は定価400円のコミックだったら使用料は280円でそのうちの200円は管理手数料とするというものなのだがJASRACの著作権使用料と比較するとめちゃくちゃ高い、というより高すぎる。使用料70%でそのうちの70%以上が管理手数料という数字に何の疑問も感じないのだろうか。このままで何も決まらなければレンタル店は違法行為のまま営業しなければならない。
著作者にお金がまわってこなければ文化は衰退してしまうが、お金を払ってもらえる環境を整備しなければならないのだからそのあたりを考えて欲しい。
著作者にお金がまわってこなければ文化は衰退してしまうが、お金を払ってもらえる環境を整備しなければならないのだからそのあたりを考えて欲しい。