高橋のブログ

不定期に..

【幻覚を幻覚と認識できること】

2022-05-09 06:17:59 | 日記
UTMF( 起伏に富んだ富士山の周り100マイル :約165km を 44時間以内で走り抜けるというとんでもない大会!)に出走し、見事に完走されたニッポンランナーズのドクターランナーさんが
いろいろ話をしてくれた。

二日間、一睡もせず、走り続けたようだが、様々な幻覚の具体例を教えてくれた。確かに極度の疲労状態で幻覚を見るというのはよく知られている。
脳への血流低下が要因のようだ。ただ、例えば麻薬患者とか脳梗塞患者と違い、神経系はやられていないので、十分な睡眠等をとれば、幻覚を見ることはなくなるようだ。

ここで興味深いのは、幻覚を幻覚と認識できるということだ。氏は走っていて、様々な幻覚を見るも、「あぁ、また幻覚だな」と冷静に判断する能力は疲労下でも落ちていなかったということ。
これについては、もう少し自分も調べてみたい領域だ。幻覚同様に「夢を夢と認識できる」人も結構いる。明晰夢、心理療法の一つでもある。夢をコントロールすることも出来る。
しかし、私はいまだに夢を見ている時に「あ、これは夢だ!」と認識出来たことがない。目覚めてから「なんだ、夢だったのか!!」という体験ばかりだ。
これは幻覚の認識とはまた違うが、どちらも私にとっては凄いことだと思っている。


断眠と幻覚についての論文。ドクターランナーが紹介してくれた。

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