高橋のブログ

不定期に..

【2018.12.9 真岡市民交響楽団第58回定期演奏会を聴く】

2018-12-13 19:47:16 | 日記


会場:市民いちごホール(真岡市民会館)
曲目
・シューマン「マンフレッド」序曲
・ブラームス「ハイドン主題~」
・ブラームス交響曲第2番

指揮:佐藤和男

国道4号等を使って約2時間。1年ぶりに同オケを聴いてきました。昨年のブラームス交響曲第1番がとても素晴らしい演奏で、
いわゆる市民オケでもここまで出来る!という強い意志を感じました。今回も同様でした。
ただ、前半2曲はもう少し訴える力が欲しかったかな..という印象。
ブラ2は冒頭のVc等の下りを聴いただけで、「おお、これはいい演奏になりそうだ!」と確信しました。

これはオーケストラコンサートに限らず、リサイタル、コンクールでも同様ですが、最初の数秒の音色を聴いただけで、名演をイメージする時って多々あります。

Vla、Vcがよく聞こえ(私は中央で鑑賞)、またクラリネット等の音色もとても見事でした。

市民オケの弦は音程は厳しいところがあるのは、仕方ないところですが、今回は、それも想定内でした。

メンバー表を見ると、Vcはほぼ充足しているものの、Vn、Vlaはトラも多く、本当の「真岡オケ」の音色なのか、考える部分もありました。
これは大抵の市民オケでも大きな問題です。弦の確保はなかなか大変。

それと聴きながらメンバー表を見ていたら「黒柳紀明」(賛助)という記載を見て、演奏中に声が出そうになりました。
N響元団員で、コンマス.黒柳守綱氏の息子であり、徹子さんの弟です。

単に年配の団員さんが何人もいるなぁと思ったら、その中の1人が氏だったわけで。20年ぶり位にお姿を拝見しました。

終演後、佐藤先生の楽屋にお訪ねすると、先生はある方と楽譜を見ながら協議中。今、終演したばかりなのに。あれ、もしや..と足がすくみました。

私が入ると、その方は出て行かれましたが「先生、今の方..」と尋ねると「黒柳さん!」
とお答えになって。「ハイドン主題~」の第8変奏のことで、黒柳さんと話し合っていたようです。
本番演奏で黒柳さんがちょっと気になったことがあり、それを佐藤先生に今後の参考のためにと。

演奏が終わって、楽屋内でお二人ともまだ着替えもしない状態で、曲への深い探求が続いていた..そんな音楽家同士の場面を見ることが出来ました。
佐藤先生は黒柳さんとは、お仕事でつながりがあったそうで。しかし真岡に黒柳さんが!(真岡の方には失礼ですが..)。

またヴィオラ主席にはトレーナーの生沼さん。1970-1973の間、日本フィルで活躍された方です。大変な時代の時の日フィル団員さんです。
いつか、いろいろとお話を伺える機会があれば!

ゲストコンミスは前回に続き上保さん。お見事でした。


「いちごホール」に改名!






アンケートには..。

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