高橋のブログ

不定期に..

【今度の土日は日本音楽コンクール Vn、Pf、本選!】

2012-10-22 22:42:42 | 日記


今度の土曜27日は日本音楽コンクール ヴァイオリン部門.本選です。毎年、これに接しないと年を越せません!!

指揮は円光寺さん。オケは東京交響楽団。

昨年本選に進むも入賞で終わった宮川さん(桐朋3年)、昨年はチャイコフスキーでしたが、今年はブラームスの協奏曲で挑みます。

会田さん(桐朋4年)はバルトークの2番。3年前の尾池さん(当時、藝大)はこの曲で1位。会田さんはとても有名な方です。
尾高さんが学内オケを指揮したラフマニノフ交響曲第2番ではコンミス。

そして大江さん(慶応1年、桐朋ディプロマ)、いよいよ彼の時代がやってくるか!既に学生音コン等で、その名は知られていますし、
今回の2次予選を聴いた時も、山根さん(2年前の日本音コン1位)のような印象を持ちました。

しかも、メンデルスゾーンという特にコンクールでは避けたい曲で挑戦です。この曲はとても有名ですが、音程を微妙に外しやすかったり、
またそれが目立ちやすく、Vn奏者には嫌いな方が多いです。それに敢えて挑むあたりが凄い!

坪井さん(藝大1年)は、藝大内のコンサートで私も聴いたことがあります。長尾さん、尾池さん、城戸さんのように、またしても藝大旋風引き起こすか?
彼女もバルトーク2番

周防さん(東京音大附属高校2年)については、私にとって未知数多し。今回、唯一の高校生。彼もブラームスです。

今回、シベリウス、パガニーニ1番、チャイコフスキーといったコンクール向きの協奏曲が無いのも珍しいです。



翌日、28日、日曜日はピアノ部門本選。務川さん(藝大1年)はプロコの3番、吉武さん(藝大大学院)も同じ曲。江沢さん(桐朋3年)はベートーヴェンの4番、
そして反田さん(桐朋女子音楽科3年、男女共学)はラフマニノフの3番!彼のみ唯一の高校生。
あぁ、ラフマニノフの3番、大好きな曲だけに聴きたいのですけど、ちょっと無理。

指揮は梅田さん。オケはシティフィル。

私はヴァイオリン部門しか聴けないのですが(娘は両日共、夜まで合奏練習があって聴けない)、各自、やるだけやった!という演奏になることを祈っています。

ご両親等もいらっしゃるでしょう。いろいろな想いがホールの響きに加わります。

ドキュメントを見ると、演奏後に舞台脇で感極まって泣き出す方とか、毎年必ずいます。緊張から一気に解放されたからでしょう。5月上旬の課題曲発表から約半年の戦いです。

これを機に海外コンクールに挑む方もいれば、全く別の道に進む方もいます(私としてはあまりにも勿体ない!!と思うのですが)。)

開演は午後4時。審査発表は8時半頃。ホールロビーにキャー!!という歓声が響き渡ります。

東京交響楽団さん、東京シティフィルさんも大変だと思いますが、ここは一つ、頑張っていただいて。
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2 コメント

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Vn本選聞きました (鵜沢力)
2012-10-28 00:34:02
今日のそれぞれの出場者の演奏にみなさんがどんな感想を持たれたか興味があったので、ネットでいろいろ探しているうちにこちらのブログを見ましたのでコメントさせていただきます。
わたしはコンクールというものを生まれて初めてナマで聞きましたが、出場者の方、それぞれの力演に感動しました。一位の方の演奏も楽器が良く鳴っていてすばらしかったですが、2位の高校生の演奏により深い感銘をうけました。私はこの人が優勝すると思っていたほどでした。メンデルスゾーンを弾かれた方も存在感という華があって良かったと思いました。
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Unknown (高橋)
2012-10-28 16:50:57
鵜沢さん、ようこそ。

コンクールは独特ですよね。私はもうこのコンクールは予選から毎年聴いていますが、本選はいつもしびれます。

私は周防さんの演奏はちょっと受け入れがたい気がしましたが、それはあくまで素人意見なので。

本選だけでなく、予選得点も加点して評価されるので、そのところが少し難しいところですね。

大江さんも良かったです。
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