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津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

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ブリューゲル展

2018年06月24日 | アート・文化

前後しましたが、フィッティングセミナーの前日は、豊田まで足を伸ばして、

「ブリューゲル展」を見てきました。

豊田市美術館です。

雨が強かったせいか、人は少な目でしたね。

ブリューゲルというのは3世代の親子孫を中心とした、150年にもわたる画家集団からなります。

父ピーテル・ブリューゲルが初代で「バベルの塔」「農民の婚礼」などが有名ですね。

時代背景は北方ルネサンスの頃になります。

長男のピーテル・ブリューゲル2世は父の技法を継承して「鳥罠」「野外での婚礼の踊り」などを描いています。

次男のヤン・ブリューゲルは父の路線から少し離れ、植物など静物画や宗教画・寓意画で多くの作品を残しています。

孫のヤン・ブリューゲル2世も含めて、ブリューゲル1族の大きな特徴は、非常に精密で細やかな描写にあります。

小さな絵画も多いので、よく目を凝らさないとわからない部分もあるんですよ。

見に行かれる方はあまり近づきすぎて、学芸員さんに注意されませんよう^^;

7月16日まで開催中です。


10月閉館

2018年04月19日 | アート・文化

昨日の定休日はブラッと美術館へ。

津新町駅から名古屋まで1時間ちょっと。

そしてJR3分で金山です。

名古屋ボストン美術館が10月で閉館とのことで久しぶりに来ました。

エジプト遺跡や中国美術も豊富にありましたが、

私はやっぱり西洋美術びいきです。^^

モネ、シスレー、ピサロ、ドガ、ルノアールなど印象派の作家を中心に、

ゴッホ、ミレー、クーベル、セザンヌなど大御所の作品も小品ながらありましたよ。

「ボストン美術館の至宝展」は7月1日までです。


闘う城

2017年09月14日 | アート・文化

前から行きたかった姫路城に今さらながら行ってきました。

カメラを向けるとポーズをとってくださいました。

お兄さん、ありがとうございます!

闘うための城ですねー。

各孔からは外の敵に対し弓矢で迎え撃ちます。

天守閣までの道のりは狭く入り組んでます。

確かに簡単にはたどり着けない!^^;

狭い門をいくつも抜けていきます。

敵が待ち伏せしてるかもしれません・・・

突然、槍が突き出してくるかも・・・

ようやく天守閣の中へ・・・

狭く急な階段をいくつも登り、天守閣のてっぺんへ!!

しゃちほこがすぐ目の前に。

良い景色です。

そしてまた急な階段を落ちそうになりながら下りて行きます。

外へ出ると視界が一気に広がり、大天守がドーン!

これはビューポイントですね。

下から見上げると、こんな感じ。

白鷺城の異名を持つ姫路城。

世界遺産はだてじゃありませんでした。


テオヤンセン展

2017年08月31日 | アート・文化

昨日の定休日は県立美術館で開催中の「テオヤンセン展」を見てきました。

「21世紀のレオナルド・ダ・ビンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセンは、

風で動くアート作品「ストランドビースト」という大型造形物の展覧会を

スペイン、フランス、ロシア、アルゼンチン、韓国など世界各地で行っています。


彼が生み出した、昆虫や動物のようなかたちをした「ストランドビースト」は、

骨格には廃材のプラスティック・チューブを複雑に組み合わせ、

風などの空気だけをエネルギーとし、空気を蓄える部位には

古いペットボトルが使用されています。


国際環境計画の2009エコフェスティバルでエコアワードの受賞、

そして企業CMで「ストランドビースト」が起用されるなど、

国際的に高い評価を受け続けるテオ・ヤンセン。

自然との共生や、自然エネルギーの偉大さ、

そして廃材が生み出す生命力を芸術作品として表現し、

全世界の人に伝えようとしています。

ストランドビーストは風の力で動くのですが、

会場では手押しでも動くように設定されています。

私も動かしてみましたよ。^^

一つひとつのパーツの動きが全体に広がっていき、

本体が歩き出す様子を近くで見れるのは感動的です。

デモンストレーションでは実際にこの大きなストランドビーストが、

風で動く様子が見れます。

9月18日(祝)まで開催されているそうです。

まだご覧になっていない方は、お勧めですよ。^^


等伯

2017年06月17日 | アート・文化

先週の定休日は久々の京都へ。

まず午前中は日頃の運動不足解消の為、「清水寺」へ行ってきました。

「京都駅前」から市バスで「清水道」まで約20分。

バス停から1キロの参道は延々上り坂が続きます。^^:

産寧坂あたりは平日でもすごい賑わいですね。

やはり修学旅行の子供たちや、外国人観光客が多いです。

ようやく山門へ到着。

本堂の中です。

今は修復工事のまっただ中でした。

音羽の滝。

自分も小学生のころ、水を汲んだ記憶がありますねー。

  

そして午後からは今回の目的地の「智積院」へ。

元は豊臣秀吉が愛児鶴松の菩提を弔うために建立した「祥雲寺」で、

後に徳川家康が寄進して仏教研学の道場として栄えたそうです。

そして、広い境内の一角に収蔵庫があります。

中は、秀吉の命により絵師「長谷川等伯」一門が描いた障壁画が展示されています。

桃山文化の特徴的な金箔を使用した煌びやかな作品です。

撮影は残念ながらNGです。

当時の襖絵がそのまま現存しています。

もちろん有名な「楓図」や「桜図」もあります。

この絵に会うために京都へ来ました。

    

次に講堂へ向かいます。

ここには先ほどの等伯の襖絵を復元して、当時の状態を再現した部屋があります。

ここは限定的に撮影OKでした。

等伯の「楓図」の復元図。

こちらは等伯の息子、久蔵が描いた「桜図」復元図。

奥の床の間には「松と葵の図」もあります。

本物の絵は400年以上の歳月と共に少し色褪せてしまってますが、

本物を見たあとに復元図をみると、あまりに煌びやかさに驚かされますねー。

部屋の正面には「利休の好んだ庭園」も見られます。

清水寺とは全く正反対の静寂に包まれた場所です。

賑やかなところも良いですが、やっぱり京都らしさを感じます。