鉄の骨

久々の読書メモ。
あぽやんシリーズの後、借りて来たのが「神去なあなあ日常」（三浦しおん）と「鉄の骨」（池井戸潤）
ところが、「神去なあなあ日常」は途中でリタイヤ。
なんでだろう。林業という未知の世界にワクワクしていたのに文体？
主人公が自分の経験を語るという体裁で書かれているせいなのかはわからないけど、
さらっとしてるというか。もうちょっといろいろ踏み込んでくれみたいな。
（特にお仕事的なこと）
ストーリー的にも特に惹かれるものもなく、
読み続けるのがしんどくなってきたので、リタイヤ。

そして★「鉄の骨」
これはかなり前に読んだんだけど、とにかくおもしろかった記憶があって、
建築を勉強してる次女にお薦めするためにももう1回読んでみるかと。
でも、なぜか「シールドマシン」しか覚えてなくて、
私にとってはこれがキーワードだったんだけど、
実際読んでみたら、全然そうじゃなかったっていう…。

入札だとか談合とか、全く知らない世界。
（いや、一度読んでるんだけど）
それぞれの立場に言い分や正義があって、怖くなる。
読んでる私も談合仕方ないかも…とか、いやいやこのまままじゃいかんとか
せめぎあって、一緒に揺さぶられまくってました。
人物も魅力的だったしな。

読み終わったのがだいぶ前なので、ざっくり感想になっちゃったけど。
娘が目指してる所とは違うので、あえてお薦めはしないかなー。
ていうか、働き方についてはブラック過ぎてめまいがしそう。
（やむを得ないんだけど）
今「わたし定時に帰ります」を読んでるから、尚更。

それにしても登場人物多くて、メモしながら読みました。
（昔はメモ無しで読んでたのに、年なのかなー）
ドラマ化もされてるんだ。見てみたいなー。