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ラグビー小説

2022-08-31 11:09:14 | 読書メモ
久し振りの読書メモ。

「賢者の石売ります」朱野帰子

「プリティが多すぎる」大崎梢

「マジカルグランマ」柚木麻子

「ある日アヒルバス」山本幸久

「お探し物は図書室まで」青山美智子

「図書室のはこぶね」名取佐和子

「対岸の家事」朱野帰子

「ゴーフォワード!」花形みつる

「美しい家」新野剛志

「中野とリップスター」新野剛志

「明日の色」新野剛志
 
「戦うハニー」新野剛志

「あなたの人生逆転させます」小笠原慧

「アシタノユキカタ」小路幸也

「セブンズ」五十嵐貴久

ざっと15冊読んだわけだけど、半分以上が〇で、
これは!(★)と思う本には出合えなかったかなー。

やっぱり〇の作品って、登場人物に魅力を感じにくい傾向があるんだよなー。
感情移入も共感もできないし、逆にイラっとさせられることもあったりして、ストレス感じながらも、
とりあえず結末知りたいから意地で最後まで読むみたいになってしまう作品もあったり。

その中でも対照的なのが「ゴーフォワード!」「セブンズ」
どちらもラグビーを扱った作品で、
前者は高校男子ラグビー部、後者は女子セブンズ(県代表チーム)。
どちらもラグビーにありがちな人材不足から始まり、いろんな逆境があるんだけど、
とにかく「セブンズ」は読み進めるのがつらかった。

重圧半端ないし、悲壮感漂ってるし、全然楽しくないし。
私はラグビー好きだから、きっとこの先何かある!と読み進めたけど、
ラグビー知らなかったらとっくに挫折してた。
好きな登場人物が一人もいなかったというのも大きい。
特に浩子は好きになれない。

それにラグビーに「エース」っていう概念なかったよなと違和感ありまくり。
「エース」というより「起点」や「要」という役割的な描写の方がわかりやすかったかな。

唯一おっと思ったのが、合宿の時にとった思いがけない行動くらいかな。
試合の展開はそれなりにおもしろく、
でも、途中で試合の結末が見えてきて、
まぁそれはそれでしょうがなかったのかなーと。

一方、「ゴーフォワード!」
高校ラグビー部の部員集めというありがちな設定から始まるんだけど、
個性的な面々が魅力的で、みんな可愛かったな。

試合の描写も画が浮かぶんだよなー。
でも、最後がそこで終わる?みたいな、結果知りたかったよーみたいな。
だったら、部員集めの部分ももう少し短くてもよかったんじゃないかなーみたいな。
ほんと続き読みたいなーと思わせる作品だった。

続きが読みたいと言えば、「あなたの人生逆転させます」も。
メンタルクリニックのお話で、とても興味深く、いろんな症例の話をもっと読みたかったなーと。
但し、主人公のキャラが途中で急に変わったように感じられてそれはちょっと残念。

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