SOLITARYの・・・

バイク、車、読書と・・・良いことだけ。

あくまでも”日記”なので!

イメージとは全く違って

2021年02月28日 | Weblog

 ジャンルとしては、手に取ることは無かっただろう、お仕事系小説。

お気に入りの作家のみ、未読だったなら即購入の1人。

 

原田マハ 著  「風のマジム」 

 

他の本同様、全くテンションが下がらないまま、一気に読まてくれる。

 

社会的情勢により就職率が低迷していた時代、

東京の大卒したものの、沖縄に帰省し派遣社員としてしか就職出来なかった主人公、伊波まじむ。

正社員のいじめにもめげず働くある日、社内ベンチャー募集に応募したことから始まるサクセスストーリー。

おばあと帰宅途中に飲み交わす1杯の酒からヒントを得て、初の沖縄産ラム酒製造を目指すことに。

 

まじむの明るく元気な性格から、サトウキビの生産地、南大東島の村長、商工会長、生産者を味方につけ、

有名な醸造家や、嫌味だった先輩さえも味方につけていく様がとても面白い。

 

出世とか、人生の野望とかではなく、単純に沖縄のラム酒を飲みたいが一心で、

最終的には、雑用の派遣社員から、ラム酒製造会社の社長にまで上り詰める。

 

当然ながら、読んでる最中にいろんな酒が出てくる。

メインのラム酒には2種類あって、サトウキビの絞りカスから作るものと、

サトウキビの汁そのものから作る、アグリコールというのがあるとか。

そもそもラム酒がサトウキビから作ることさえ知らなかったし、飲んだ記憶もない。

思い浮かぶのは、好きなラムレーズンの味だけ。

「飲んでみたい」って思うのは自然の流れ。

 

ここ数年、やや甘めの赤ワインにハマってる事もあって、やはりやや甘めのアグリコールラムが気になってしょうがなくなって。

色々検索すると外国産がたくさんヒット。

そうこうするうち、物語も終盤に読みさし掛かるの同時に、

沖縄産ラム酒をネット上で見つけ、なんと、読み終える直前に、実話を元にした小説だと知った。

もう、そうなったら買うしかないじゃん。

初心者向けの25度のアグリコールラムをネットで購入してみた。

  

 

さて、味は・・・・。

25度でさえ、自分にはオンザロックできつく感じるし、

いかにも蒸留酒って感じ。

焼酎の仲間って味。

前々から意識はあったんだけど、”the貧乏舌”なのだろう、甘みのあるの焼酎としか思えない。

ラムレーズンのイメージとは大違いだった。

グレープフルーツジュースで割ってみたりしたけど、う〜〜〜ん。

甘めの赤ワインで割ってみたら意外といけたんだけど、ストロング系ワインになった感じだけとも。

 

とにかく小説としてはとっても面白かった。お酒としては・・・もういいかなと。

 

 

 

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効果なし?

2021年02月06日 | Weblog

 安価でありながら剛性アップの効果アリと噂のパーツを見つけた。

何やら売り切れ続出とかで、入手困難とか。

 

気長にサイトをちょくちょく覗いていたら、チャンスが数回あったんだけど、気乗りせず放置。

2〜3ヶ月後ようやく買う気になったとき、自作派も多いことを発見。

それならと試してみた。

 

ドアウェッジ

 

社外品との差は高さで、約5mm。

純正はゴムなのに対し、社外品は樹脂。

なので、またまた仕事中に、ABS 樹脂5mm厚を純正の外形に合わせてカット。

  白い方がABS

一応黒く塗装して、純正の下に噛ませて装着した。

 

さて結果は・・・。

 

変化があるという噂の、ドアを閉める音は、気がつくほどの変化はない。

走りも、車体剛性が上がって振動が増えた、ステアリングの反応が早くなった、と言う噂も、気づくほどの変化ない。

 

試しに急な下りのワインディングを走ってみたんだけど、

NBロードスターだったなら、明らかに走行後ドアがちゃんと閉まらなくなるような走り方でも、

元々NBより、マスが集中していて明らかに剛性が高いNDなので、はっきり言えば変化なし。

 

考察。

そもそも5mm程度高さを増しても意味がないのか?

または、ドアウェッジ自体が、一般道走行程度では剛性アップの差を感じられないのか?

 

もしもNBなら明らかに一般道でも効果が解るような気がするんだけど。

社外品を購入し装着した方の話でも、全く効果が感じられないとの意見もあるので、

まあ、数千円無駄にしなかったということで、OKとしようかと。

 

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初めての・・・エッセイ

2021年02月02日 | Weblog

 なんの脈絡もなく持論を語られても・・・。

そんな感じで、コレまでまともに読んだことがない、エッセイ。

じゃあ、なんで買ったのか?

そう、間違えて買ってしまったのだ、エッセイとは知らず。

 

唯川恵 著  「別れの言葉を私から」   

 

手にとってから気付いた。

「何だエッセイ集だったのか、がっかり」って。

が、しかし、よく見たら短編の物語があって、その内容についてのエッセイ。

読み方を変えれば、本人の解説付きって事とも言える、とってもお得な内容。

 

もちろん、著者が女性なので、あくまでも女性目線。

物語に登場する主人公の女性について、自身の経験をもとに対処すべき行動を示していて

とても参考になるんじゃないのかなぁ?

 

男にとっても、今なら解らないこともないと言える女性の思考も、若い頃はさっぱり理解できなかったから

男だからといって、読んで損はないと思う。むしろ参考になるのでは?

テーマは主に恋愛なんだけど、仕事についても書かれていて、女性ならではでの会社における扱われ方に対する疑問とかも。

 

通して言えることは、恋愛における変化。

出会った頃から、慣れ親しむに連れ変化してゆくお互いの感情と行動に、どう向き合ってゆくべきか。

行き着くところは、タイトルの”別れ”に至るまでの感情の経緯。

その結論までの導き方を、とっても解りやすく解説してる。

 

例題としての短編の物語なんだけど、流石唯川さんと言ってしまうほど、面白くて夢中になってしまう。

こんなエッセイなら是非読んでみたいと思わせる1冊だった。

 

 

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