SOLITARYの・・・

バイク、車、読書と・・・良いことだけ。

あくまでも”日記”なので!

ここにもあった

2017年08月20日 | Weblog
 天気もよく、久しぶりに何の予定も立てなかった今日、
ぶら~っと出かけてみた、いつもの道。相棒は14R。

ここ暫くバンクさせるような道を走ってなかったので、走り慣れた峠道に。
ZZR1400との想像以上の差に戸惑っていたものの、パワーやバンキングの軽さに完全に慣れたみたいで、
思ったようにクネクネ曲げられるようになった。


いつもの道の駅 上矢作 ラ・フォーレ福寿の里で休憩し、ぶらっと売店に入ってみたら、
あったあった!先週、求めて藤橋村まで出掛けた、唐辛子がここにも。
しかも種類が多い。

藤橋の万願寺とうがらしはもちろん、何やら聞いたこともない種類まで。
基本的に、青い細長いタイプで、小さなピーマン形状の激辛タイプは無かったけど。



このあたりで有名な?”あじめコショウ”なるホッソ〜い青唐辛子と、枝付き普通の鷹の爪を購入。¥280。


先週からトータル¥580分、軽く1年分は買ったかな?
そんなに買ってどうすんじゃ?って言われそうだけど、まぁ好きなんからしょうがない。


そう言えば、唐辛子のカプサイシンがダイエットに効くって聞いたらしい、
自称ガリガリで、巨大なワンパッドのお腹の会社の同僚が、こっそりサプリを飲んでいたっけ!
全く変化はなかったけど。

それでも、もしかしたら、20代と体重もサイズもほぼ同じの体型を保っている自分は、
この唐辛子好きにも要因があるのかもしれない。

運動も食事制限も、意識してはしていない。
冷え性なので暖まるために、唐辛子を頻繁に取ってる。
皆に不思議がられるけど、体質ではなく、これが体型維持の秘密・・・なのかも!?
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内容は意外と

2017年08月18日 | Weblog
 いつも本はネットで何冊かまとめ買いしてる。粗筋だけを読んで。
未読が常に10冊ほどストックしてる中、見慣れない背表紙を見つけた。

印象としては女子中〜高学生が読むものって勝手に決めつけていたし、
存在は知っていたけど、まさか紙媒体・・・本になってるなんて知らなかった。
間違っても実店舗では買わない、いや買えなかっただろう。




沖田円 著 「一瞬の永遠をキミと」

ケータイ小説文庫?
ケータイ小説サイト 野いちご・・・だって。
こんなの、エロ本買うより恥ずかしいじゃんねぇ。

まぁ、本棚にあったんだから、自分で買ったのは確かなんだろうけど。

開いてビックリ!左から。しかも横書き。
ケータイで書いて投稿したんだろうから、当たり前かと思いつつも、
とっても違和感がある。

何はともあれ、買った以上は読んでみようと・・・・。


普通の小説よりサクサク読める、ライトノベルと言われるジャンルよりも
さらにさらにサックサクと読める、超ライトなノベルって感じなのだね。


著者についての説明は全く無いけど、20前後の若い女性が書いたのでは?って印象。
緻密な状況、環境描写は無く、早い流れで会話と共にストーリーが進行してゆく。



 自殺しようとして、夏休みの学校の屋上に来た、高校1年製の夏美。
寸前に、見知らぬ男子,朗から、その命をくれと言われ、ほぼ強引に連れ出される。

乗れないからと自転車を漕がされ、自転車では2日は掛かる海に行かされる羽目になった。

金もなく、2人乗りの自転車で山を超える夏美。
やがて、日も暮れてきて・・・。

僅かな金も無く、小学生並みの知識しか無く、自転車にも乗れす、
真夏でも長袖カーディガンを着ている朗には、重要な秘密があった。



2人が出会って離れる、わずか3日の出来事の話なんだけど、
ケータイ小説と言われるマイナーで、文学とかプロの小説家が書いた本ではないんだけど、

ちゃんと面白かった!ホントに。
読まずにバカにしちゃいけない。
ちゃんと面白いから、本意までなってるのだから、当たり前か。

たぶん”文学科”と言う学問の人たちあたりからは、酷評なのかもしれないけど、
何の問題もない。
どこかの有名作家が書いた糞面白くもない、
金をドブに捨てた気にさせる小説より、数百倍も価値があると思ったよ。



面白いか、ツマラナイか。それ以外に評価の基準なんて無いと思うよ。




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30分(たぶん)で1冊に

2017年08月14日 | Weblog
 一瞬に近い僅かな時間、30分くらいか、1時間に満たないだろう時間を、
1冊の本、1つの小説に仕上げてしまう。読者を引き込んでしまう。
凄いと思う。


小池真理子 著 「ふたりの季節」



何の目的もなく、ふと立ち寄ったオープンテラスのカフェ。
単に、見覚えがあって、「ここでお茶してみたい」程度の気持ちでいたカフェに
無理やり取らされた休日に、暇つぶしに立ち寄ったところから一瞬の物語が始まる。

バツイチ、55歳の由香がオープンカフェでアイスコーヒーを飲んでいると、ふと目があった、
通りを歩く男性。

すぐに彼はカフェに入ってきて、由香に話しかける。
30年前の恋人、拓だった!



過去の想い出、その後の人生を只々思い出し語る2人。
単純に言ってしえば、それだけの物語である。

いつもの小池さんの小説にある、悲壮感漂う盛り上がりや現実感は全く無い。
人生後半戦に入り、波に揉まれ超えてきた人生の道も、安定期に入った年代だからか。

お互いに成人した子供がいて、伴侶がいない独身の二人。
かつては学生ながらも、結婚の約束までした二人の再会。
安定してる、してしまってる現在に、新しい波風が立つ予感を残しながら、その日は別れる。

焼けぼっくりに何とかいう歳でもない。それでも二人に想い出は生々しく残っているんだから・・。
何とも良い雰囲気で終ってるのが、嬉しくもあり、続きを読みたいような、読みたくないような。



わずか140頁、しかも字が大きくフルサイズではないので、実質100頁ほどか?。

夏休みの宿題で1番苦手なのが読書感想文らしいけど、
この2人が出会ってから別れるまでたぶん30分ほどと思える時間に対して、想い出をからめて
中編と言える、これだけの文章に出来るんだから、この本だけでも、相当長い感想文を書くことは、
とっても簡単に思えるんだけど?

そもそも、読書をする気にならないってことが1番のキーなんだと思う。
面白い本を読めば、読んでしまえば、感じたことは無限に湧いてくるはず。

つまりだ、学校や教育関係者が推薦する本が、

”面白くない”

ってことだと思うぞ。
真面目な”ふり”をして、保身や体裁ばっかり考えている現在の教育関係者が、
いかにバカしかいないかよく解るデータだと思う。

なんでもいいんだ、1番大切なことは、まず本を読むことを楽しいと思える体験をさせることであって、
本の内容ではない。

ゲームやアニメの原作の、ライトノベルでも全くOKなんだよ。

体験者が言ってるんだから絶対間違いはない。



しかいつからか、教師とか教育関係者と聞くだけで毛嫌いしてしまう様になってしまったなぁ。



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モネ?ホント〜だ!

2017年08月13日 | Weblog
 丁度1年前、ツーリング先で偶然見かけて買ってみた青唐辛子。
冷凍して、少しずつ使っていたんだけど、半年持たず使い切ってしまった。

一見、シシトウと見分けがつかない、青唐辛子。
実は同じようなもので、辛いか否かだとか。

ここ名古屋市内のスーパーでもやっと見かける時期になったんだけど、5本で¥200と、とても高価。
前は徳山ダムの帰り道の道の駅で、偶然見つけ試しに購入したので、
岐阜の道の駅ならあるに違いないじゃろうってことで
以前から気になっていた板取方面へ行ってみた。もちろんおっきなバイクで!



D.I.Yに挫折して、先週バロンでプラグ交換してもらったばかりのZZR 四号機ZX-14R。
やっぱ”付き”が違う。アクセルに対し即時に反応するエンジン。
加速も力強なった気がする。


ナビを装着し、7:00am出発。
いっつも混んでるR22はメッチャ空いてる事もあって、9:00には通過した。通過してしまった。

ナビが嘘をついた。

予めストビューで見ておいた景色あたりが渋滞していたので???とは思いつつ通過。
ナビの示す場所は山の中だった!
すぐにUターンし到着。
もう凄い人。バイクもいっぱいいた。

それでも長く留まる場所じゃないので、回転は早いみたい。
で、肝心の”モネの池”は、



うんうんうん、ほんとパステル調のボヤケた感じの、底の水草と鮮明な鯉が
絵画のようで、何とも幻想的。

写真には写ってないけど、池の周りは完全に観光客で囲まれてる状態。
一見の価値はあると思う。
でも2〜3分で退散。



さて、ここへの道すがら、道の駅や特産品販売所、数カ所に寄ってみたんだけど、
シシトウはあるものの、肝心の青唐辛子は無い。
店員さんも何それ?状態。


もうこれは確実にある場所へ行くっきゃないと、徳山ダムへ向かった。
ダムよりはやや手前にある道の駅。
ただしここからは1度岐阜方面へ戻り、山を回って再び北へ向かう、遠回りの道しかないみたい。


やっと付いて先ずは、確認。あったあった!


冷凍しとけばず〜っと保つみたいなので、3袋も買っちゃった。

買うもの買ったら、暑さで疲れがでてきたので、ダムへは行かず帰路についた。
名古屋市内は35度。
信号待ちの間で、14Rのテンプは99℃まで上がる。
人間よりバイクのほうが熱中症になるんじゃないかと、気が気でない、この時期。



たっぷり、約1年分買ってきた青唐辛子。よく見たら、
”万願寺とうがらし”だって。なんやろ?何に入れても美味しいけど。
ま、いっか。














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三者一様

2017年08月08日 | Weblog
 一貫性がすごい。
性別年齢も違う3人の連作とは思えない、マジびっくり。




石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵 著 「トロワ」


連作と言う形式の小説は、昔読んだことがあったけど、
当然のように一貫性がなかった。

作者が違えば、当然文体も変わるし、表現の緻密さも全く異なるから、
区切りがなくても明らかに変わったことが解る程に。


今回のトロワでは、登場人物が3人で其々が一人称で語り繋いでゆく。
誰が誰を担当してたかは書かれていないけど、
まぁ、間違いなく、40代のエステティシャン、季理子を唯川さん。
歌手に憧れてる20代、クラブホステスのエリカを佐藤さん。
売れっ子男性作詞家の30代、響樹を石田さん、で間違いないと思う。


普通に考えると、語部が変わる度にガラッとイメージが変わっても良さそうなのに、
まるで1人が書いてるかのように、まるで変わらない。
単に線路の継ぎ目を超えたかのよう。
アスファルトから石畳、砂利道、オフロードと変化した様子が全くない。

単純に驚いてしまった、この一貫性、統一性。

もしかして、台詞の部分だけ、個人の考え方だけ?とも考えたんだけど、
それでは連作とはいえないし。いや〜びっくり。





大好きな「眠れぬ真珠」同様、すでに成功してる季理子と11歳年下の響樹はもう長い恋人同士。
季理子は年上ゆえ、いつか響との別れが来ることを覚悟している。
そこへ20歳年下で美麗なエリカの登場。

エリカの芸能界での成功と共に3人の関係性が狂ってきて・・・。


エンディングが想像できなかったから、
読み終えた瞬間、感じたこと、それは・・・。

結局、勝者は女性2人、完敗は男ではなかったのかと。
解っていたはずなのに、くだらん優柔不断に陥って、すべてを失くしてしまったんだから。




30代の男は実にそれらしく、20代の女の子もそれらしくとても自然に描かれてるのは
石田さんも佐藤さんも流石だと思う。
しかし何と言っても唯川さんの描く季理子。
唸ってしまう名言?がたくさん出てくる。

”女たちはいつも嫉妬と戦っている”
”女は、いくつになっても答えを欲しがる生き物。男は、いくつになっても答えを見失う生き物”

等々。


文末には解説等は無かった。
しかし、この本を検索した時は唯川恵でヒットした事から考えると、
リーダーは唯川さんなのではないか?繰り返される順番でも、季理子が3番目で、尚且つ、
締めくくりも季理子のリスタートで終ってるのだから。

面白かったし、見事な連作だと思った。




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オリジナル 1

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