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20連作読破

2017年04月12日 | Weblog
 正確に言うと18連作とスピンオフからの2連作であり、まだまだ続くと思われるんだけど、
10年前から始まったシリーズを、2ヶ月と少しで読み終えてしまった。



支倉凍砂 著 「狼と香辛料」&「新説 狼と羊皮紙」

表紙絵だけ見たら、痛い人が読む本みたい。
ライトノベルといわれる小説だけれども、中身はちゃんとした文庫本。

狼と香辛料はファンタジー要素もありながら”経済学”が主体で、とても面白かった。

さて、新説では?
主人公が、狼と香辛料の2人の娘と神学者志望の青年。
経済ではなく神学・・・宗教の話が主体になってる。
宗教改革?にも通じる考えと、その行動で直面する問題に、恩人の娘と切り抜けていく。

表紙とは趣が全く異なるヘビーな内容だったりする。


面白いのは面白いんだけど、香辛料のヒロイン、ホロとは違って、娘がヒロインなので、
何と言うか・・・!
そう、水戸黄門的、絶対の強大な力が無いのでイマイチワクワク感にかけてしまう。
2人共若すぎる設定なので、所々に脆弱さが見えてしまう。


それでも要所要所に、ホロからの教えをきちんと理解して行動し、
成長してゆく様子がわかるミューリが頼もしくもあり、楽しい。
まだまだ2作目。これから2人がどのように成長していくのかを見るのも、もう1つの楽しみ方かも。

それでもやはり、本編の2人の「狼と香辛料」も続けてほしいのが本音だな。
もう1冊新刊が出るらしいのだが、それ以降は?

賢狼ホロの圧倒的存在感は、もはや代えが利かないほど大きくなってしまってるからなぁ。


にしても2ヶ月異常このシリーズだけを読んできたので、たとえ500頁だったとしても、
短編にしか感じられなくなりそう。
買い置きは十分あるし、さて明日から何を読もう!?

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オリジナル 1

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