湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

移り気すぎるお前

2006年12月03日 | 自転車生活
 なんだかよくわからないが妙に疲れが残る朝。起きた時間も予定の6時を大幅に過ぎた9時過ぎ。本当は今日はLEMONDで富嶽二景ツーリングをするつもりでいた。そして「富士には月見草がよく似合う」ではなく、「やっぱ富士に似合うのは自転車でしょ」とつぶやくつもりでいたのだけれども、どうしよう?



 部屋で少し悩んだのだけれども、今日はせっかくのお休み。走らないとやはり後悔するだろうなと思い、出発時間は少し遅くなってしまったが結局130kmのツーリングに出かけることにした。



 ・・・のだけれども、天気は良いものの富士山の方向は雲がかかってしまっている。とりあえず走り出したものの気持ちはいまひとつすっきりせず、スピードも当然乗らない。 



 で、結局走りはじめて3kmちょいのところで「や~めた!」と引き返すことにした。130km走って峠をいくつか上って富士山が雲の中だったらあまりに悔しいもの、と言いわけをして。そして予定を久し振りの三浦半島一周に切り換えた。



 で、来た道を引き返し、江ノ島を越え、三浦方面に向かったのだけれども、これがとても気持ち良かった。久し振りに乗るLEMONDの乗り心地は軽く、ぐんぐんスピードが乗った。そんなふうに134号を走り、渚橋から横須賀方面に向かっていたら・・・疲れてしまった。そして疲れを感じたのと同時に、「やっぱ今日は三浦一周じゃないでしょ」とまた気が変わってしまった。そのときも少し躊躇ったのだけれども、結局また湘南国際村入口の少し手前の滝の坂隧道から引き返してしまった。「何やってんだ、俺は」と思いながら。



 昨日とは打って変わって穏やかな鎌倉の海をもう一度通って部屋に戻り、20分くらい休んで今度はMTBで出動した。そしてもう一度、さっき走ったばかりの道をMTBで渚橋まで。走ったことのない三浦の山道を探索してみようと思ったのだ。

 そのときの予定では往復のアプローチ2時間、山道探索1時間の予定だった。そして3時頃にはさくっと部屋に帰ってくるつもりだった。決して三浦の山をなめていたわけではないのだけれども、普通にその程度で済むと思ってた。



 でも結局、普通にその程度で済むと「思っていた」ことじたいがなめていたということなのだろう。地図も持たず、下調べもほとんどせず山に入ったことじたいがなめていた証拠なのだろう。いやいや大変な目に遭ってしまったような気がする。130km走ったのと同じくらいの疲れを、とまでは言えないと思うけれども、普段は使わないあちこちの筋肉を使ったので明日が怖い。

 その顛末は明日以降に。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
貧乏人が餅を焼いてる(笑) (masa)
2006-12-03 23:14:56
もったいないような天気。
なんだか、行ったり来りが分かるような気がする。
気持ちのいいシングルトラックは「晴れた日のライド」ではなく、
「晴れ続けた日々のあとのライド」ですよね。
とすると、落ち葉が乾いた今日の選択は最良か。

で、何があったッス?
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いやいや (yuzito)
2006-12-04 08:36:30
□masaさん

 なんか昨日は自分でも呆れちゃいました。あまりに落ち着きがなく、優柔不断で。体が元気いっぱいだったらちゃんと走った気もするんですけどね。
 例の鎌倉のコースは水はけが驚くほど悪いんですけど、昨日の場所は結構コンディションは良かったです。そういった意味では正解でした。ただ、楽に楽しもうと思って出直したにもかかわらず、全然楽じゃなかったのが想定外でした(笑)
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 (ikeda)
2006-12-04 14:55:16
このエントリーは凄いですね~ 
yuzitoさんの自転車への情熱をある意味強く感じます。
こねくりまわしてもやっぱり自転車っていうのが凄い!!

続きのエントリーたのしみにしてます。
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この日は (yuzito)
2006-12-05 20:06:01
□ikedaさん

 何やってんだか、って感じでしたね。でもこういう天気の良くて、ちょっと疲れ気味の日にこそ冬の間の楽しみを開拓しておこうなんて気になってしまったんですよ。
 続きのエントリーはもう少しお待ち下さい!
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