小屋泊まりということもあり、昨夜は寒さを感じることなく、ぐっすりと眠ることができた。
さて最終日の今日は、前日たくさん歩いたせいでかなり余裕のある行程。とは言え、あまりゆっくりしていると暑さが厳しくなってくるので、この日も朝陽を拝んだあと、
5時半に小屋を出発した。
最終日の今日も良い天気。小屋を出てすぐの谷が朝陽をほんのりと浴びてとてもきれいに見えた。
今日は川入のバス停まで延々と下るだけだけれども、小屋を出てしばらくは
剣ヶ峰というこんな感じの痩せ尾根を下るのでちょっと緊張する。山登りでは気が緩む下山時の事故が一番多いとよく言うので、慎重に下った。
昨日擦れ違った前掛けの男はこの尾根をビーチサンダルで登ったというのか・・・。信じられない。
この尾根が終わると、今度は樹林帯の急な下りになる。短い距離でかなりの標高差を下るわけだから、勾配が急なのは当たり前なのだけれども、これが疲れがたまった足にとても堪えた。別にそんなに急いで歩いているわけでもないのに、膝ががくがくと笑いだして抜けそうになる。やはり昨日は少し無理をし過ぎたのかもしれないと思った。
周りは美しいぶなの森なのだけれども、そんなものを楽しむ余裕はない。膝はほんとにガクガクで、途中滑りやすい場所で2度ほどこけてしまった。ただ、だからといって、こういうことがつまらないかというとまったくそんなことはない。これはこれで楽しいのだ。きつくても自然のなかで体を動かすということは本質的に気持ち良いことなのだと思う。だからこそ、結構な数の人が山に登ったり、自転車に乗って峠を走ったりするのだと思う。僕なんかの場合だと、そういうときは結構キツ気持ちいい的な状態になっているような気がする。よくマッサージを受けている人がイタ気持ちいいとか言うけど、あれと似たような感覚があるような気がする。
とか何とか言ってみたものの、ようやく登山道を抜けて林道に出たときはかなりホッとしたし、嬉しかったんだけど。あぁ、これで歩き易くなったよぉ~、って。
MTBかランドナーで走りたくなるような雰囲気の良い林道を歩いてバス停に着いたのは、小屋を出て3時間後の8時半だった。1日2本しかない始発のバスが来るまでに2時間もある。さて、どうしようかとここで迷った。ここから8kmほど行ったところに、いいでの湯という温泉施設がある。できたら、というか、是非ともここに入っていきたかったのだ。
なにせ毎日かなりの汗をかいていたというのに、入山から下山まで僕は着の身着のままなのである。昨夜は靴下が臭くてたまらなかった。もしこのまま電車に乗ったら相当周りの人に迷惑をかけるだろうし、僕自身も肩身の狭い思いをするだろう。もちろんバス停のすぐ前の川に飛び込むという手がないわけじゃないけれど(実際同じくらいの時間に下山した二人の登山者はそうした)、もし温泉に浸かっていけるならそちらのほうが良い。要は温泉まで歩いていって、ここから戻ってくるバスに乗れるかだ。
少し考えて、結局僕は8kmの舗装路を歩くことにした。これくらいの距離であれば、早足なら1時間半で歩ききれるだろうと思ったのだ。そうすればバスが温泉までやってくるまでに1時間くらいは時間がある。充分温泉で体をきれいにすることができる。そう考えたのだ。
そうして歩き出したのだけれども、1時間くらいたった頃からだんだん予測したような時間で温泉まで歩ききれるか不安になってきた。確かに普段だったらそれくらいの時間で歩ききれるかもしれないけれど、今は山道具一式が入った重いザックを背負っているのだ。自転車であればメーターがあるけれど、歩きの場合は目安になるようなものがないので、果たして自分がどれくらいのスピードで歩いているのかまったくわからず、とても不安になってしまった。これだけ歩いてきて、温泉に入る時間がなかったりしたら悲惨なことこの上ない。
だから1時間20分ほどたって、いままで何もなかったところに突然大きな建物が現れたときは、ものすごく嬉しかった!思わず何度も「よっしゃー!」て叫んじゃいましたから。こうして今回の縦走は終了したのだった。
そうやって歩いてきて浸かった温泉がどんなに気持ち良かったかはもう言う必要はありませんよね。当然風呂上りのビールの味についても。
さて最終日の今日は、前日たくさん歩いたせいでかなり余裕のある行程。とは言え、あまりゆっくりしていると暑さが厳しくなってくるので、この日も朝陽を拝んだあと、
5時半に小屋を出発した。
最終日の今日も良い天気。小屋を出てすぐの谷が朝陽をほんのりと浴びてとてもきれいに見えた。
今日は川入のバス停まで延々と下るだけだけれども、小屋を出てしばらくは
剣ヶ峰というこんな感じの痩せ尾根を下るのでちょっと緊張する。山登りでは気が緩む下山時の事故が一番多いとよく言うので、慎重に下った。
昨日擦れ違った前掛けの男はこの尾根をビーチサンダルで登ったというのか・・・。信じられない。
この尾根が終わると、今度は樹林帯の急な下りになる。短い距離でかなりの標高差を下るわけだから、勾配が急なのは当たり前なのだけれども、これが疲れがたまった足にとても堪えた。別にそんなに急いで歩いているわけでもないのに、膝ががくがくと笑いだして抜けそうになる。やはり昨日は少し無理をし過ぎたのかもしれないと思った。
周りは美しいぶなの森なのだけれども、そんなものを楽しむ余裕はない。膝はほんとにガクガクで、途中滑りやすい場所で2度ほどこけてしまった。ただ、だからといって、こういうことがつまらないかというとまったくそんなことはない。これはこれで楽しいのだ。きつくても自然のなかで体を動かすということは本質的に気持ち良いことなのだと思う。だからこそ、結構な数の人が山に登ったり、自転車に乗って峠を走ったりするのだと思う。僕なんかの場合だと、そういうときは結構キツ気持ちいい的な状態になっているような気がする。よくマッサージを受けている人がイタ気持ちいいとか言うけど、あれと似たような感覚があるような気がする。
とか何とか言ってみたものの、ようやく登山道を抜けて林道に出たときはかなりホッとしたし、嬉しかったんだけど。あぁ、これで歩き易くなったよぉ~、って。
MTBかランドナーで走りたくなるような雰囲気の良い林道を歩いてバス停に着いたのは、小屋を出て3時間後の8時半だった。1日2本しかない始発のバスが来るまでに2時間もある。さて、どうしようかとここで迷った。ここから8kmほど行ったところに、いいでの湯という温泉施設がある。できたら、というか、是非ともここに入っていきたかったのだ。
なにせ毎日かなりの汗をかいていたというのに、入山から下山まで僕は着の身着のままなのである。昨夜は靴下が臭くてたまらなかった。もしこのまま電車に乗ったら相当周りの人に迷惑をかけるだろうし、僕自身も肩身の狭い思いをするだろう。もちろんバス停のすぐ前の川に飛び込むという手がないわけじゃないけれど(実際同じくらいの時間に下山した二人の登山者はそうした)、もし温泉に浸かっていけるならそちらのほうが良い。要は温泉まで歩いていって、ここから戻ってくるバスに乗れるかだ。
少し考えて、結局僕は8kmの舗装路を歩くことにした。これくらいの距離であれば、早足なら1時間半で歩ききれるだろうと思ったのだ。そうすればバスが温泉までやってくるまでに1時間くらいは時間がある。充分温泉で体をきれいにすることができる。そう考えたのだ。
そうして歩き出したのだけれども、1時間くらいたった頃からだんだん予測したような時間で温泉まで歩ききれるか不安になってきた。確かに普段だったらそれくらいの時間で歩ききれるかもしれないけれど、今は山道具一式が入った重いザックを背負っているのだ。自転車であればメーターがあるけれど、歩きの場合は目安になるようなものがないので、果たして自分がどれくらいのスピードで歩いているのかまったくわからず、とても不安になってしまった。これだけ歩いてきて、温泉に入る時間がなかったりしたら悲惨なことこの上ない。
だから1時間20分ほどたって、いままで何もなかったところに突然大きな建物が現れたときは、ものすごく嬉しかった!思わず何度も「よっしゃー!」て叫んじゃいましたから。こうして今回の縦走は終了したのだった。
そうやって歩いてきて浸かった温泉がどんなに気持ち良かったかはもう言う必要はありませんよね。当然風呂上りのビールの味についても。
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